iPhone 7 Plusの「ポートレートモード」を楽しく活用する方法荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/5 ページ)

» 2016年11月11日 18時25分 公開
[荻窪圭ITmedia]

デジタル一眼と比較してみよう

 「ポートレートモード」というけれども、人物写真じゃなきゃいけないわけじゃない。被写体は何でもいい。

 ここは比較しやすい静物を使って撮り比べ。iPhone側は35mmフィルム換算で56mm相当、絞り値はF2.8なので、デジタル一眼レフ(マイクロフォーサーズ)で同じく56mm相当F2.8のセッティングでほぼ同じ位置で撮り比べて見た。

iPhone 7 Plus、ポートレートモードiPhone 7 Plus、ポートレートモード iPhone 7 Plus 被写界深度エフェクトなし(写真=左)、iPhone 7 Plus 被写界深度エフェクトあり(写真=右)
iPhone 7 Plus、ポートレートモード マイクロフォーサーズ 56mm相当 F2.8

 こんな感じである。iPhone 7 Plusの被写界深度エフェクトはかなり自然でいい感じなのが分かるかと思う。

近すぎず暗すぎず遠すぎずが基本

 被写界深度エフェクトは「望遠側カメラ」をメインに使う機能である。だから基本的に望遠側カメラの仕様に準拠する。望遠側カメラは撮影最短距離がけっこう長く、手ブレ補正が効かないこともあって暗所に弱い。室内など暗い場所では「もっと明るさが必要です」と言われる。

iPhone 7 Plus、ポートレートモード

 アップで撮ろうと近くへ寄りすぎると「離れてください」と言われる。

iPhone 7 Plus、ポートレートモード

 ざっと測ったところ、30〜35cmくらい離さないとダメなもよう。ついでにいえば、離れすぎてもダメ。被写体を「240cm以内に配置してください」といわれる。

iPhone 7 Plus、ポートレートモード

 遠すぎると正確な距離を測れないってことかと思う。

 愚考するに、被写界深度エフェクトは、広角側カメラ(のデジタル2xズームしたもの)と望遠側カメラの両方で被写体を捉え、両カメラ間の距離(約1cm)によって生じる視差を利用して被写体との距離を測っており、距離が離れると視差によるズレを検出できなくなるという感じか。

 でもって、最適な距離になると「被写界深度エフェクト」の文字が黄色地に黒抜きとなる。そうなったら撮影だ。見事、秋を彩るホトトギスの花を撮ることができました。背景がボケたおかげで花がきれいに際立っている。

iPhone 7 Plus、ポートレートモード

 でもよく見ると部分的にちょっとおかしい。中央の花びらの左側。距離を測り間違えたかのようにボケてる。

 ただまあ今は「β版」なので、細かいところに言及してはいけない。正式版になったらこの辺のチューニングもしっかりされているかもしれない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月04日 更新
  1. 「モバイルSuica」復旧後も続く混乱…「物理カード最強説」再浮上 今さら聞けない自衛策を解説 (2026年07月02日)
  2. エディオンら、携帯契約時に義務違反 総務省が発表 NTTドコモにも行政指導 (2026年07月03日)
  3. 「ドコモSMTBネット銀行」始動まであと1カ月 下準備は着々と (2026年07月03日)
  4. au PAYとPontaのキャンペーンまとめ【7月2日最新版】 Pontaポイントをお得にゲット (2026年07月02日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. 「メイドインジャパンでは飯が食えない」現実に挑む CIOが“国産充電器プロジェクト”始動、2026年秋に第1弾発売へ (2026年07月01日)
  7. シャープが衛星通信サービスに参入、「2027年の5G NTN標準化でビッグバンが起こる」 AQUOSの小型化技術を生かして端末開発も (2026年07月02日)
  8. PayPay、他社クレカを「完全排除」せず 使うには“利用券”が必要に (2026年07月01日)
  9. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【7月3日最新版】 「超トク還元祭」で高額ポイントゲット (2026年07月03日)
  10. 転売屋によるスマホ回線の「短期解約」「ホッピング」 総務省の検討する対策は十分なのか? 店員からの意見 (2026年07月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー