Androidの「Google Play」の有料コンテンツの購入代金は、大手キャリアの携帯電話料金と一括して支払えます。iPhone(iOS)の「App Stote」「iTunes Store」での有料コンテンツの購入代金も、au(KDDI・沖縄セルラー電話)なら携帯電話料金と一括して支払えます。
MVNOサービスでは、Google PlayやApp Store/iTunes Storeの有料コンテンツの購入代金を携帯電話料金と一括で支払う「キャリア決済」のような仕組みはないのでしょうか?
残念ながら、ありません。
(ITmedia Mobile編集部 井上)
質問の通り、Google PlayはNTTドコモ、au、ソフトバンク・Y!mobileのキャリア決済に対応しています。ただし、決済通貨として「日本円(JPY)」が設定されていない有料コンテンツなど、一部で非対応なものがあります。
また、iPhoneのApp Store/iTunes Storeでは、現在のところ「auかんたん決済」限定ながらキャリア決済に対応しています。こちらも、一部で非対応の取引があります。
残念ですが、MVNOサービス(格安SIM)では、Google PlayやApp Store/iTunes Storeの決済を携帯電話料金と一括して請求する仕組みはありません。そのため、以下のいずれかで代替してください。
Google PlayやApp Store/iTunes Storeでは、利用するアカウントの支払い方法としてクレジットカードやデビットカードを登録できます。対応しているブランドは以下の通りです。
登録するカードはクレジットカードをお勧めしますが、「クレジットカードはちょっと……」という場合、デビットカード(VisaまたはJCBブランド)やプリペイドカード(VisaまたはMasterCardブランド)も登録できます。
ただし、デビットカードやプリペイドカードを登録する場合、以下の点に注意してください。
Google PlayとApp Store/iTunes Storeには、専用のプリペイドカードも用意されています。Google Play用のものは「Google Play ギフトカード」、App Store/iTunes Store用のものは「iTunes Card」という名称でコンビニエンスストアやスーパーなどで販売されています。
以前、これらのカードは決まった金額のものしかありませんでしたが、最近は一部の店舗で1円単位で好きな金額で購入できる「バリアブルカード(Variable Card)」も販売しています。ただし、バリアブルカードは最低購入金額が1500円に設定されています。
購入後、ストア指定の方法でプリペイドコードを登録すると、他の支払い方法に優先して残高が消費されます。足りなくなったら、またお店に買いに行きましょう。
「格安SIM Q&A」では、読者の皆様から格安SIMにまつわる質問を受け付けています。「そもそも格安SIMとは?」という初歩的な質問から、「あのサービスの使い勝手はどうなのか」という突っ込んだ質問まで、何でもOKです。編集部で可能な限りお答えします。皆さんのご質問をお待ちしています!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.