ただし、アプリの日本語化がかなりヤバい。最初に起動した時の権限リクエストで「カメラを開ける」「マイクを開ける」という文言が出てくる。英語モードではそれぞれ「Enable Camera(カメラを有効にする)」「Enable Microphone(マイクを有効にする)」と、きちんと意味が通る文言になっている。
で、セットアップ後の表記もちょっと怪しい。例えば、エフェクトで「柔光鏡」というものがある。これは何だろう?
答えは「ソフトフォーカス」だ。調べてみると、漢字名のエフェクトの一部が中国語になっいてるのだ。理由は不明だけれど、日本語も中国語も「漢字」を使った単語に関しては同じと思われたんだろうか……。
ともあれ、エフェクトはとにかくたくさんある。撮影画面の外側の弧をスワイプすれば選べる。かいつまんで見てみよう。
まず「漫画」。その名の通りマンガっぽいエフェクトがかかる。表示言語を英語にするとエフェクト名は「Manga」と問題ない。中国語にすると「日漫」。なるほど。
「ネオンライト」は、上手にエッジを見つけて光らせてくれるエフェクト。
次は「雪」。ええ、そのまんまです。どこにでも雪が降ります。
右端へ行くほどエフェクトがユニークになっていって面白いのだが、いかんせんエフェクト名が分かりづらいことがある。「もっと分かりやすくしたい」と思った人は、アプリの設定で表示言語を「英語」にしておくべし。端末(iOS)の表示言語を問わず、アプリ内の表示を変えることができる。
撮影画面の内側の弧をスワイプすると、フィルターを選択できる。
フィルターは、フィルム風、トイカメラ風もフィルム風も映画風もモノクロといったものがある。
と、フィルターとエフェクトを組み合わせて楽しむのだ。基本が分かったら後は遊ぶべし。
よくあるエフェクトは置いておいて、ヘンなのを見ていきます。
最初に面白がって遊んだのは「洪水」エフェクト。冒頭の写真で使ったやつだ。このアプリを紹介しようと思ったのは、これが面白かったからだ。
日本語メニューだとこのエフェクトは「倒影」となっている。これ日本語じゃなくて中国語なのだが、英語だと「Flood」なので普通に訳すと「洪水」というわけ。
まあ、絵を見れば分かるといえばそうなのだけど。
これがなかなか出来が良いのでいろいろと水没させられるのだ。例えば、こんな感じでちょっとした風景も森と泉に囲まれた感じになる。
天候ものだと「雨」や「雪」、「しずく」エフェクトもおすすめだ。
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