今回はちょっとヘンなカメラアプリのご紹介。その名も「Musemage」。
これ、初見で「むせまげ」って読んじゃうよね。読まないか。でも「むせまげ」の方がかわいいのでよしとしよう。
たぶん、正しい読み方は「ミューズメイジ」。「Muse」はミューズ。石けんじゃなくて、ギリシャ神話に出てくる芸術や学問を司る女神の方。「mage」は分からないのであれこれ辞書を引いてみた。ランダムハウス英和辞典(小学館)によると、「マギ(古代メディア及びペルシャのゾロアスターの祭祀階級、あるいは東方三博士)」……っていうとマンガの「マギ」を思い出しちゃうけれど、きっとこれが元ネタなんだろう。古語で「魔法使い」とか「賢者」という意味。
そんな魔法使い的な名前のカメラアプリがMusemageなのである。最初の写真は、実はこれで撮ったものなのだ。
この写真では下半分を洪水にするエフェクトを使っている。こういうエフェクトが面白いアプリなのだ。
Musemageで頭にいれておくべきことは、「リアルタイムでかかるいろいろなエフェクトを楽しみつつ、写真やビデオを撮るカメラアプリ」ということだ。
多機能だが、操作は簡単。まず「撮影モード」を選び、続いて「エフェクト」を選んで撮影する。それだけだ。
撮影モードは「ブルースクリーン・マジックカラー・マニュアル・ビデオ・写真・タイムラプス・ストップモーション」の7つが用意されている。その選択は、弧状に並んだボタンを左右にフリックするだけ。本当に簡単。
まず、「写真」をとりあえず選んでいろいろやってみる。
フィルターやエフェクトを選択する時は、右下のマジックワンドのアイコンをタップする。すると、画面がこのように切り替わる。
フィルターもエフェクトも数が多いので、それぞれジャンル別に名前がついている。ジャンルをタップすると、そこに属するフィルター・エフェクトがずらっと並ぶ。
エフェクトはレンズ、変形、芸術……という具合。リアルタイムに反映されるので、いろいろ選んで遊んでみるべし。
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