特殊エフェクトビデオを撮れるアプリ「Musemage」を試す荻窪圭のiPhoneカメラ講座(1/3 ページ)

» 2017年05月21日 11時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

特殊エフェクトビデオを撮って楽しむ「Musemage」

水がそこまで来てやがるの図 「や、やべー。うとうとしてたら水がそこまで来てやがる……」の図(Musemageで撮影)

 今回はちょっとヘンなカメラアプリのご紹介。その名も「Musemage」。

 これ、初見で「むせまげ」って読んじゃうよね。読まないか。でも「むせまげ」の方がかわいいのでよしとしよう。

 たぶん、正しい読み方は「ミューズメイジ」。「Muse」はミューズ。石けんじゃなくて、ギリシャ神話に出てくる芸術や学問を司る女神の方。「mage」は分からないのであれこれ辞書を引いてみた。ランダムハウス英和辞典(小学館)によると、「マギ(古代メディア及びペルシャのゾロアスターの祭祀階級、あるいは東方三博士)」……っていうとマンガの「マギ」を思い出しちゃうけれど、きっとこれが元ネタなんだろう。古語で「魔法使い」とか「賢者」という意味。

App Store上の「<A HREF="https://itunes.apple.com/jp/app/musemage-get-that-cinematic-look/id951615851&mt=8" target="_blank" rel="noopener">Musemage</A>」

 そんな魔法使い的な名前のカメラアプリがMusemageなのである。最初の写真は、実はこれで撮ったものなのだ。

 この写真では下半分を洪水にするエフェクトを使っている。こういうエフェクトが面白いアプリなのだ。

ダイヤル回して選んで撮影

 Musemageで頭にいれておくべきことは、「リアルタイムでかかるいろいろなエフェクトを楽しみつつ、写真やビデオを撮るカメラアプリ」ということだ。

 多機能だが、操作は簡単。まず「撮影モード」を選び、続いて「エフェクト」を選んで撮影する。それだけだ。

 撮影モードは「ブルースクリーン・マジックカラー・マニュアル・ビデオ・写真・タイムラプス・ストップモーション」の7つが用意されている。その選択は、弧状に並んだボタンを左右にフリックするだけ。本当に簡単。

撮影画面 Musemageの撮影画面。弧状に並んだボタンを左右にフリックすると撮影モードを選択できる

 まず、「写真」をとりあえず選んでいろいろやってみる。

 フィルターやエフェクトを選択する時は、右下のマジックワンドのアイコンをタップする。すると、画面がこのように切り替わる。

フィルターとエフェクトの選択画面 フィルターとエフェクトの選択画面・二重の弧の内側がフィルター、外側がエフェクトとなっている

 フィルターもエフェクトも数が多いので、それぞれジャンル別に名前がついている。ジャンルをタップすると、そこに属するフィルター・エフェクトがずらっと並ぶ。

 エフェクトはレンズ、変形、芸術……という具合。リアルタイムに反映されるので、いろいろ選んで遊んでみるべし。

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