でも、Musemageは基本的に動画で遊ぶアプリだ。それを楽しまないわけにはいかない。
動画でも、撮影時にはリアルタイムエフェクトが付く。実は種類も写真モードより多い。
動画モードにすると、録画ボタンと静止画撮影ボタンが並んだ画面になる。静止画撮影ボタンを押すと、16:9のフルHD(1920×1080ピクセル)動画からキャプチャした映像が保存されるようになっている。
動画で面白いのは、「天気」「機材」「モンスター」というエフェクトジャンルだ。先ほどの「倒影」エフェクトの水面のゆらぎはアニメーションになっているので、動画で撮った方が断然楽しい。
そこで思いついたのが、「水没した環七(東京都道318号・環状七号線)のトンネルに突っ込んでいく車たちの縦動画」だ。さっそく撮ってみた。
特殊エフェクトとわかっていてもなんかムズムズしません?
さらに派手なヤツをいこう。SFアクション映画でよくあるロボットから見えている映像っぽい効果を楽しめる「ロボット」効果というやつだ。
これで撮ったのがこちら。何となくイメージしてる所は分かるでしょ。赤いグリッドが入って時々上から下へスキャンしてるような効果が入るようになっている。
次は「ナイトビジョン」エフェクト。暗闇を赤外線スコープで暗視してる感じ。もちろん、撮ってるのは真っ昼間です。
「TV」エフェクトは、映画によく出てくるレトロな監視カメラっぽい映像だ。
他にもソフトフォーカスやらパースを変えたりやらエフェクトはてんこもり。
カメラ機能としてはマニュアルモード、タイムラプス、ストップモーションなどけっこう多彩だが、基本的には派手なエフェクトを使いまくった動画を撮って楽しむアプリだ。
ところどころエフェクト名が中国語になってるとこは笑って済ますか(アップデートで直ればいいんだが、すでにバージョン3になってるアプリなのに修正される気配がないので)、英語モードにしちゃえば良いかと思う。
おまけに「ブルースクリーン」モードも紹介しておく。背景をブルースクリーン(実際には「ブルー」以外の色も指定できる)にして撮って、既存の写真を背景に合成しましょうという機能だ。
IMG_8308
こんな風に単色をバックにして抜きたい色をダブルタップ(ダブルクリックと書いてあるのは間違い)して、「カスタマイズ」で背景画像を指定するだけ。
食べ物で遊んではいけません、はい。
背景として指定できるのは静止画だけだけど、適当な風景と合成した映像を撮影できるので、試して見ると吉。
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