より広いユーザー層を想定した日本産スマホ「arrows Be F-05J」登場 6月1日発売「SV」をリファイン

» 2017年05月24日 11時15分 公開
[井上翔ITmedia]

 NTTドコモは5月24日、富士通コネクテッドテクノロジーズ製Androidスマートフォン「arrows Be F-05J」を6月1日に発売することを発表した。

arrows Be F-05J(正面)
arrows Be F-05J(背面) arrows Be F-05J。左からRed、Black、White

 F-05Jは2016年夏モデルの「arrows SV F-03H」をベースに、ボディーデザインの一部とOSを変更したモデルとなる。米軍の物資調達基準である「MIL規格」をクリアしたボディーは、2016年冬モデルの「arrows NX F-01J」で追加された1.5mの高さからコンクリートの床に落下させるメーカー独自試験にもパスしている。

 プロセッサはQualcommの「Snapdragon 410」(CPU部は1.2GHz×4コア)を採用。メインメモリは2GB、内蔵ストレージは16GBで、外部ストレージは最大256GBのmicroSDXCに対応する。ディスプレイは約5型でHD(720×1280ピクセル)解像度のIPS液晶を搭載する。バッテリー容量は2580mAhで、ユーザーによる交換には対応していない。アウトカメラは約1310万画素、インカメラには約500万画素のセンサーを採用している。OSはAndroid 7.1をプリインストールする。

 モバイル通信では、ドコモのLTE-Advancedサービス「PREMIUM 4G」には対応せず、下りの最大通信速度は150Mbps(理論値)となる。無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11a/b/g/n(2.4GHz帯・5GHz帯)に対応している。

 テレビはワンセグの受信に対応し、本体内に受信用ホイップアンテナを内蔵している。おサイフケータイ(モバイルFeliCa)にも対応する。生体認証機能は搭載していない。

 ボディーはIPX5/8等級の防水性能とIP6X等級の防じん性能を備え、MIL規格のうち14項目に準拠している。カラーは「より広いユーザー層を想定して」(関係者)Red、Black、Whiteの3色をそろえた。

「arrows Be F-05J」の主な仕様
機種名 arrows Be F-05J
メーカー 富士通コネクテッドテクノロジーズ
OS Android 7.1
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 410
メインメモリ 2GB
内蔵ストレージ 16GB
外部ストレージ microSDXC(最大256GB)
ディスプレイ 約5型 IPS液晶
解像度 720×1280ピクセル
連続待受時間(LTE/W-CDMA/GSM) 約640時間/約780時間/約630時間
バッテリー容量 2580mAh
アウトカメラ 有効約1310万画素裏面照射型CMOS
インカメラ 有効約500万画素裏面照射型CMOS
ボディーカラー Red、Black、White
サイズ 約72(幅)×144(高さ)×7.8(奥行き)ミリ
重量 約141g

実機画像(Red)

正面 正面にはドコモロゴ
背面 背面にはarrowsロゴ
左側面 左側面にはSIMスロットとmicroSDスロット。ベースモデルのF-03Hにあった「arrows」ロゴの彫り込みはなくなった
右側面 右側面には電源キーとボリュームキーがある
上面 上面にはワンセグ用ロッドアンテナとイヤフォンマイク端子がある
下面 下面にはUSB Mini B端子とストラップホールがある
ロッドアンテナを引き出した様子 テレビ(ワンセグ)用アンテナを内蔵

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