NTTドコモは5月11日、富士通コネクテッドテクノロジーズ製Androidスマートフォン「arrows SV F-03H」を発表した。2015年冬モデルの「arrows Fit F-01H」の後継となるミドルレンジモデルで、モデル名の「SV」はSuperior(上質)とValue(価値)に由来している。発売は6月下旬を予定している。
プロセッサはQualcomm製の「Snapdragon 410」(CPU部は1.2GHz 4コア構成)を採用。メインメモリは2GB、内蔵ストレージは16GBで、外部ストレージは最大200GBのmicroSDXCに対応する。ディスプレイは約5型でHD(720×1280ピクセル)解像度のIPS液晶を搭載する。バッテリー容量は2580mAhで、ドコモの基準で3日間充電なしで使えるという。
アウトカメラは、約1310万画素の「Exmor RS for Mobile」を採用。F2.0の高性能レンズと組み合わせることで薄暗い場所での撮影品質を向上している。F-01Hでは対応していなかったリアルタイムHDR撮影も可能となった。約500万画素のインカメラには、85度の広角レンズを採用し、自撮りでよりワイドに撮影できる。シンプルさが特徴のカメラUIにも改善が加えられ、撮影画面から直接カメラのイン・アウト切り替えが可能となった。
モバイル通信では、ドコモのLTE-Advancedサービス「PREMIUM 4G」には対応せず、通常のLTE(下り最大150Mbps)に対応する。テレビはワンセグの受信に対応し、本体内に受信用ホイップアンテナを内蔵している。おサイフケータイ(モバイルFeliCa)にも対応する。なお、生体認証機能は搭載していない。
ボディーはIPX5/8等級の防水性能とIP6X等級の防じん性能を備える予定であるほか、米軍の物資調達基準である「MIL規格」」に準拠した耐高温・耐塩水・耐衝撃性能も確保している。ボディーカラーは金紅石(ルチル)をモチーフにしたGold、黒めのう(ブラックオニキス)をモチーフにしたBlack、水晶(クリスタル)をモチーフにしたWhiteの3色。背面のアクリルパネルには、それぞれのカラーがモチーフとする鉱石の断面をイメージしたテクスチャーを施している。側面のフレームは、ハードアルマイト素材を採用している。
| 機種名 | arrows SV F-03H |
|---|---|
| メーカー | 富士通コネクテッドテクノロジーズ |
| OS | Android 6.0 |
| プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 410/1.2GHz 4コア |
| メインメモリ | 2GB |
| 内蔵ストレージ | 16GB |
| 外部メモリ | microSDXC(最大200GB) |
| ディスプレイ | 約5型 HD IPS液晶 |
| 解像度 | 720×1280ピクセル |
| 連続通話時間 | 未定 |
| 連続待受時間 | 未定 |
| バッテリー容量 | 2580mAh |
| アウトカメラ | 有効約1310万画素裏面照射型CMOS |
| インカメラ | 有効約500万画素裏面照射型CMOS |
| ボディーカラー | Gold、Black、White |
| サイズ | 約72(幅)×144(高さ)×7.8(奥行き)ミリ |
| 重量 | 140グラム台 |
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