ジャパンディスプレイは6月19日、4辺のベゼル(額縁)を狭めたスマートフォン向けディスプレイ「FULL ACTIVE」の量産を6月に開始したことを発表した。
画面サイズは6型、解像度は1080×2160ピクセル、アスペクト比は18:9。高密度な配線レイアウト、加工、実装の技術によって、従来は難しかった画面下部の狭額縁化に成功したという。写真の通り、4辺のベゼルが極限まで狭められているので、まさに画面そのものを持っているような感覚を味わえそうだ。
このディスプレイは、タッチセンサーをディスプレイに内蔵した第2世代の「Pixel Eyes」製品で、黒の表現力向上、ぬれた手でも誤操作しにくいといった特徴も持つ。
これまで、シャープやXiaomiが3辺狭額縁ディスプレイを搭載したスマートフォンを開発してきたが、下部のベゼルはある程度の幅が残っていた。4辺のベゼルがほとんどないFULL ACTIVEディスプレイ搭載スマートフォンが製品化されれば、画期的な商品になりそうだ。
Xiaomi、“縁無し”6.4型ハイエンド端末「Mi MIX」を約5万4000円で発売へ
下り最大300Mbpsの「PREMIUM 4G」に対応した「AQUOS ZETA SH-01H」
“EDGEST”をシャープの記号に――「AQUOS ZETA SH-04F」「AQUOS PAD SH-06F」で目指したもの
Galaxy S8とS8+、どちらを選ぶべき? 2機種の違いを検証する
写真で解説する「AQUOS CRYSTAL」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.