KDDIと沖縄セルラー電話は7月31日、ホームIoTサービス「au HOME」の提供を開始した。当初は両社が提供する光通信サービス「auひかり」のオプションサービスとして月額490円で提供する。11月以降には、他社インターネット回線を契約しているauスマートフォンユーザーでも契約できるようになる予定だ。
(記事中の価格は全て税別)
au HOMEは、IoT(モノのインターネット)技術を使って自宅の施錠状況の確認、モニタリングなどができるサービス。auひかりのホームゲートウェイ(宅内装置)に無線通信アダプタを接続し、それを介して自宅内の「au HOMEデバイス」と接続する。au HOME デバイスは、スマートフォンにインストールした「au HOME アプリ」(Android版/iOS版)から監視・制御できるようになっている。
月額基本料金には、無線通信アダプタ、au HOMEアプリと「ココセコム for au HOME(後述)」の利用権を含んでいる。その他、必要に応じてau HOMEデバイスを購入する必要がある。
au HOMEには、機器を別途用意する「基本プラン」の他に、ネットワークカメラとマルチセンサー(開閉センサー)を各1台セットにした「おすすめセットプラン」も用意している。
おすすめセットプランを選択した場合、ネットワークカメラとマルチセンサーを1万1760円(単品購入時よりも2840円引き)で購入できる。機器代金は一括払い(初回請求時に支払い)のほか、24回の分割払い(月額基本料金に24カ月間490円上乗せ)も選択できる。ただし、分割払いを選択した場合、支払いが完了するまで機器の所有権はKDDIに帰属する。
au HOMEの利用者は、駆けつけ(訪問)サービス「セコム駆けつけサービス(ココセコム for au HOME)」をオプションとして利用できる。月額基本料金は無料(au HOMEの料金に内包)だが、サービス利用時に「現場急行料金」として1回1万円(税別)がかかる。また、au HOMEとは別にセコムへ申し込む必要があるので注意しよう。
au HOMEの初期設定を訪問で行う「訪問設置サポート」も有償で提供する。サポート料金は1回9800円で、アプリのダウンロードや機器の設置から、初期設定や動作確認まで行う。11月までにau HOMEを申し込んだユーザーについては、初回に限りサポート料金を5000円とする「初回割引キャンペーン」も実施している。
訪問設置サポート以外にも、以下の訪問サポートメニューが用意されている。いずれも、1訪問あたり3600円の訪問費が別途必要となる。
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