ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、ソフトバンクモバイル(現・ソフトバンク)のノキア製ケータイ「SoftBank 705NK」です。
705NKは320万画素のカメラにドイツのカールツァイス(Carl Zeiss)製のレンズを採用したストレート端末で、ソフトバンク端末としては初めてGSMの4バンド(850/900/1800/1900MHz帯)に対応した端末です。
背面のスライド式レンズカバーを開くとカメラが起動したり、シャッターは側面のシャッターキーだけで切れたり、ISO感度の設定ができたりと、外観も機能もデジカメ色の強い製品でした。
国際ローミングでは通信事業者の自動選択機能を備え、渡航先でも特に設定を変更することなく利用できました。また、海外でも利用可能なFMラジオチューナーも搭載していました。
OSには「Symbian OS S60 3rd Edition」を採用。フルブラウザアプリ「Nokia Web Browser」でPCサイトを閲覧したり、ドキュメントビューアーアプリでWordやExcelなどのOfficeファイルを確認したりできました。また、Symbian認定のアプリをインストールして機能を拡張することができ、スマホとしての機能も備えていました。
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