Appleが12月2日(日本時間)、「iOS 11.2」の配信を開始した。アップデートにより、新機能の追加や不具合の修正が行われる。
アップデートはiOS端末かPCから行う。iOS端末からアップデートする場合はWi-Fiに接続し、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行う。iPhone Xで確認したところ、更新ファイルの容量は430.7MBだった。PCからアップデートする場合は、iOS端末をPCに接続してiTunesを利用する。
12月2日から発生していた、iOS 11のiPhone、iPad、iPod touchが再起動を繰り返す不具合が解消される。アップデートをする前に、「設定」→「通知」から全アプリの「通知を許可」をオフにする必要がある。通知を許可したいアプリは、アップデート後に再設定をすればよい。
米国のみだが、Apple Payを使ってメッセージアプリやSiriから、他のユーザーに送金や請求ができる「Apple Pay Cash」が利用可能になる。
mophieやBelkinなど、互換性のあるメーカーのワイヤレスチャージャーを使うと、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xで高速ワイヤレス充電が可能になる。
その他のアップデート内容は以下の通り。
「iOS 11.1.2」配信 iPhone Xの画面が反応しなくなる不具合を修正
「iOS 11.1.1」配信開始 キーボードやSiriの不具合を解消
「iOS 11.1」配信開始 大量の新絵文字、3D Touch問題の修正、「KRACK」対処を含む20件のセキュリティ修正など
「iOS 11.0.3」配信 触覚フィードバックやタッチ入力の不具合を解消
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