auが「Galaxy S9」「Galaxy S9+」を5月18日発売 可変絞りカメラで昼夜問わずキレイな写真【写真追加】(1/2 ページ)

» 2018年05月14日 14時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 KDDIと沖縄セルラー電話は5月18日、サムスン電子製Androidスマートフォン「Galaxy S9 SCV38」「Galaxy S9+ SCV39」を発売する。両機種ともにアウトカメラにF1.5とF2.4を切り替えられる「デュアルアパチャー」機能に対応しており、昼夜を問わずキレイな写真を撮影できることが特徴だ(SCV39は広角カメラのみ対応)。

Galaxy S9 SCV38(左)とGalaxy S9+ SCV39(右) Galaxy S9 SCV38(左)とGalaxy S9+ SCV39(右)

Galaxy S9 SCV38

 SCV38は海外で3月16日(発売箇所の時間)から順次販売を開始した「Galaxy S9」のau向けバージョン。

 日本向けのカスタマイズとして、テレビチューナー(フルセグ・ワンセグ)とおサイフケータイ(モバイルFeliCa)を搭載している。また、auネットワークへの最適化が行われており下り最大958Mbps(理論値)の通信に対応している。ボディーカラーはチタニウムグレー、ライラックパープル、ミッドナイトブラックの3色。OSはAndroid 8.0をプリインストールする。

正面 Galaxy S9 SCV38
背面 カラーはチタニウムグレー、ライラックパープル、ミッドナイトブラックの3色

 プロセッサにはQualcommの「Snapdragon 845」(CPU部は2.8GHz 4コア+1.7GHz 4コア)を採用し、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備える。外部ストレージは最大400GBのmicroSDXCに対応する。内蔵バッテリーは3000mAhで、Qi(チー)規格に準拠する非接触充電にも対応する。

 ディスプレイはHDR(高ダイナミックレンジ)表示に対応する1440×2960ピクセル(アスペクト比9:18.5)の5.8型Super AMOLED(有機EL)を搭載。Galaxy Sシリーズとして初めてステレオスピーカーも備えた。このスピーカーはAKGによる監修を経たものだ。音響面では「Dolby Atmos」にも対応している。

 先述の通り、アウトカメラには絞り可変機構を備えている。1220万画素のメモリ積層型デュアルピクセルセンサーを生かした「「マルチフレームノイズリダクション機能(暗所ノイズ低減機能)」や960fps(フレーム/秒)の「スーパースローモーション撮影」にも対応した。スーパースローモーション撮影では、指定した範囲内に被写体が入ると自動的にスローモーションにする機能も備えた。

 インカメラは800万画素センサーとF1.7レンズの組みあわせとなる。オリジナルアバターを作成する「AR絵文字」機能に対応している。

 セキュリティ面では、虹彩認証と顔認証を組み合わせてセキュリティを強化する「インテリジェントスキャン」に対応。指紋認証も引き続き利用できる。

「Galaxy S9 SCV38」の主な仕様
機種名 Galaxy S9 SCV38
メーカー サムスン電子
OS Android 8.0
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 845/2.8GHz 4コア+1.8GHz 4コア
メインメモリ 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大400GB)
ディスプレイ 5.8型Super AMOLEDディスプレイ(Infinity Display)
解像度 1440×2960ピクセル
バッテリー容量 3000mAh(ユーザー交換不可)
連続待受時間 約400時間(4G LTE/WiMAX 2+)
連続通話時間 約1710分(VoLTE)
アウトカメラ 有効約1220万画素メモリ積層型CMOS
インカメラ 有効約800万画素CMOS
ボディーカラー チタニウムグレー、ライラックパープル、ミッドナイトブラック
サイズ 約69(幅)×148(高さ)×8.5〜8.8(奥行き)mm
重量 約161g

Galaxy S9+ SCV39

 SCV39は「Galaxy S9+」のau向けバージョン。ボディーカラーはミッドナイトブラックとチタニウムグレーの2色を用意している。

正面 Galaxy S9+ SCV39
背面 カラーはミッドナイトブラック、チタニウムグレーの3色

 SCV38と比べると、ディスプレイは6.2型に大型化され、メインメモリは6GB、バッテリー容量は3500mAhに増強されている。

 アウトカメラは絞り可変機構を備えた1220万画素のメモリ積層型デュアルピクセルセンサー(広角カメラ)に加えて、1220万画素センサーを備える望遠カメラを搭載している。デュアルカメラを生かした「ライブフォーカス撮影」にも対応している。背景に光源が点で存在している場合、その光源にエフェクトをかける機能も備えた。

 その他、主な仕様はSCV38と同様だ。

「Galaxy S9 SCV38」の主な仕様
機種名 Galaxy S9+ SCV39
メーカー サムスン電子
OS Android 8.0
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 845/2.8GHz 4コア+1.8GHz 4コア
メインメモリ 6GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大400GB)
ディスプレイ 6.2型Super AMOLEDディスプレイ(Infinity Display)
解像度 1440×2960ピクセル
バッテリー容量 3500mAh(ユーザー交換不可)
連続待受時間 約430時間(4G LTE/WiMAX 2+)
連続通話時間 約2330分(VoLTE)
アウトカメラ 有効約1220万画素メモリ積層型CMOS(広角)+有効約1220万画素CMOS(望遠)
インカメラ 有効約800万画素CMOS
ボディーカラー ミッドナイトブラック、チタニウムグレー
サイズ 約74(幅)×158(高さ)×8.5〜8.9(奥行き)mm

発売記念キャンペーン

 両機種の発売を記念して、発売日から5月31日までに両機種を購入したユーザーにGalaxy(サムスン電子)純正のワイヤレスチャージャーをもれなくプレゼントするキャンペーンを実施する。

 購入後、6月10日までに特設サイトで申し込む必要がある。申し込み後、7月中旬にキャンペーン対象かどうかを判定し、7月下旬以降に順次発送する。

ワイヤレスチャージャー 今月中に購入すればメーカー純正ワイヤレスチャージャーがもらえる(要申し込み)

 実機写真は、次ページに掲載する。

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