「可変絞り」の効果はいかほど? 進化した「Galaxy S9+」のカメラを試す荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(4/4 ページ)

» 2018年06月13日 10時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
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料理は「料理」モードで撮ると吉

 Galaxyシリーズのカメラは基本的に「自動」と「ライブフォーカス」でだいたい済むのだけれど、「料理」モードだけは独立して存在しているって所が面白い。

 料理モードにすると、料理の強調したいところを指定できるし(その分遠くがちょっとボケる)、色も調整できる。

 料理の色は店の照明によって違って見えるけれど、料理モードを使えば手動でフォローできるのだ。

料理モードの撮影画面 料理モードの撮影画面。強調する場所と色合いを設定できる

 このモードで撮影すると、こんな感じになる。

料理モードの作例 料理モードの作例

 通常モードとも撮り比べてみたけど、料理モードで撮った方がつややかで色も鮮やかで美味しそうに撮れる。これは使うべし。

 料理は料理モードでぜひ。

プロモードでF1.5とF2.4の違いを調べる

 さて、カメラ好きが気になるのは、S9+(S9)の絞りの話だろう。

 そこで、最後に「F1.5と2.4の違いってあるの?」という所を検証してみた。

 まず本当に「絞り機構」は付いているのかどうか。

 付いていました。カメラを「プロ」モードにして、手動で絞りを変えると確認できます。

レンズの絞り 左がF1.5のとき。右がF2.4のとき。目で見て分かりますな

 では、アジサイをF1.5とF2.4の両方で撮影して比べる。

F1.5のアジサイ F1.5のアジサイ
F2.4のアジサイ F2.4のアジサイ

 ちょっと分かりづらいと思うので、拡大図を。

左がF1.5、右がF2.4 左がF1.5、右がF2.4

 良く見ると、両者には2つの違いがある。

 1つはディテールの描写力。もう1つはボケ具合だ。

 近距離のものを撮ったときの背景のボケはF1.5の方が大きいが、写真としてディテールがしっかり写るのはF2.4の方なのだ。

 だからこそ、明るい場所ではできるだけF2.4を使う仕様になっているのだろう。

 そんなわけで、いろいろと見えてきた。

 使い始めた当初、「なぜスマホにデュアルアパチャーが必要なの?」と思ったのだが、あれこれ使って見た限り、確かに意味はある。

 レンズをF1.5とすごく明るくして暗所への対応を強化しつつ、明るい場所ではディテールの描写力が高いF2.4の絞りを用意。明暗両方に対応したのではないかと思う。

 なるほどなあ。

 もともとGalaxyのカメラ機能は画質に定評があったわけで、無理に画素数を上げたり奇をてらった機能を入れるよりも、より撮影の幅を広げ、画質を上げるように注力したと考えると、納得できる。

 で、相変わらずいろんなシチュエーションで安定した画質を見せてくれるし、遊べる機能も付いたしで、なかなか良いカメラ機能でありましたよ。さすがGalaxy。

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