arrowsの発熱対策は? 保冷剤はOK? 富士通(FCNT)に聞く

» 2018年08月23日 07時12分 公開
[田中聡ITmedia]

 スマートフォンは高温環境下では発熱しやすく、スマホの動作が緩慢になったり、一部機能が使えなくなったりする恐れがある。特に真夏の屋外でスマホを使う際は注意が必要だ。

 ITmedia Mobileでは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社にスマホの発熱対策について聞いた(関連記事)が、スマホの製造元であるメーカーの意見も聞きたいところ。そこで、国内でスマートフォンを開発している主要なメーカーにも、スマホの発熱対策について確認した。今回は富士通コネクテッドテクノロジーズ(FCNT)の回答を紹介する。

arrows スマートフォンの負荷が増えると、内部の部品の温度が上昇する。高温環境下だと、さらにスマホの温度が増すので注意したい(図版はMCPCのWebサイトから引用)

―― 真夏の屋外でスマートフォンを使う際に気を付けるべきことは?

富士通コネクテッドテクノロジーズ 基本的に記事に書かれていますが、下記の通りです。

  • スマホを直射日光に当てないようにする
  • カメラやゲームアプリなど負荷の重い機能の利用を控える(記事は端末が熱くなってからの対策として記載してますが、熱くならないよう予防の意味でこちらに記載)
  • 利用を短時間にとどめる

―― スマートフォンが熱くなってしまったときの対処法を教えてください。

富士通コネクテッドテクノロジーズ 基本的に記事に書かれていますが、下記の通りです。

  • 起動しているアプリや機能を終了する

―― スマートフォンに取り付ける保冷剤や冷却シートは、使用しても問題ないのでしょうか。

富士通コネクテッドテクノロジーズ 基本的に記事に書かれていますが、下記の通りです。

  • 保冷剤や冷却シートは、動作保証をしておらず推奨できない
  • 冷凍保冷剤で急激に冷却すると、内部に結露が発生して故障の原因となる可能性がある

―― (最新機種を中心に)arrows独自の発熱対策がありましたら教えてください。

富士通コネクテッドテクノロジーズ 熱を拡散させるハード対策や、温度による機能抑制/制限をするソフト対策をしていますが、他社も実施しているので独自では特にありません。

arrows NTTドコモから発売されている最新スマホ「arrows Be F-04K」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月06日 更新
  1. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  2. NHK受信料の“督促強化”に不満や疑問の声 「訪問時のマナーは担当者に指導」と広報 (2025年12月05日)
  3. 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 (2025年12月04日)
  4. 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 (2025年12月04日)
  5. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  6. 「健康保険証で良いじゃないですか」──政治家ポストにマイナ保険証派が“猛反論”した理由 (2025年12月06日)
  7. ドコモが「dアカウント」のパスワードレス認証を「パスキー」に統一 2026年5月めどに (2025年12月05日)
  8. 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う? 使い分けのポイントを解説 (2025年12月03日)
  9. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  10. WAON POINTやAEON Payのキャンペーンまとめ【11月5日最新版】 1万ポイントの還元やキャッシュバックも (2025年12月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー