iPhone XS/XS Max/XRは買いなのか? ITmedia Mobile編集部の場合(1/2 ページ)

» 2018年09月16日 06時00分 公開
[ITmedia]

 毎年恒例の“iPhone祭り”が2018年も開幕。今回のラインアップは、「iPhone X」が正統進化した「iPhone XS」、XSの機能はそのままに6.5型という大きなディスプレイを搭載した「iPhone XS Max」、XS/XS Maxよりは価格を抑えつつ6色のカラバリを用意した「iPhone XR」の3機種。

 2018年のiPhoneはどのモデルが買いなのか? そもそも買うべきなのか? この企画も毎年恒例ですが、ITmedia Mobile編集部3人の見解を紹介します。

iPhone XS 左から「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」

田中の場合

田中聡

Plusのサイズに未練。iPhone XS Maxが気になる


 2017年の新iPhoneは「iPhone X」が大きな話題を集めました。これまでのiPhoneの象徴であったホームボタンを廃止し、ベゼルを極限までなくしたデザインを採用。久々に「デザインも中身もメジャーアップデートした」といえるiPhoneでした。私はiPhone Xを発売当初から使っていますが、ホームボタンなしでも快適に使えていますし、Face IDの使い勝手もおおむね満足しています。

 そして今回の新機種ですが、iPhone Xを満足して使っている自分にとって、iPhone XSについては乗り換えるほどのモチベーションを見いだせていません。XSはデザインやサイズがXとほぼ同じで、乗り換えたとしても「新機種である」という感覚が薄そう。同じく外観がほぼ同じだった「iPhone 6」から「iPhone 6s」に乗り換えたときと似ています。ノッチをもう少し狭めるとか、ベゼルをさらに細くするなどの違いあればよかったのですが、製品写真を見比べる限り、XSのノッチやベゼルの大きさはXと同じようです。

iPhone XS iPhone XSとiPhone Xの外観はほとんど同じ。正面からだと見分けがつかない

 機能面での見どころは、新たなプロセッサとして「A12 Bionic」を搭載したこと。機械学習を行うニューラルエンジンがA11 Bionicからパワーアップし、動作が最大9倍速くなっているとのこと。その恩恵を受ける機能として個人的に魅力を感じているのが「Face ID」です。iPhone XS/XS MaxのFace IDは、さらに高速になったとAppleは説明しています。iPhone XのFace IDは、正直「ちょっと遅いな」と感じています。特にそう感じるのがApple Payを使うときで、決済をするときに若干の「間」が生じます。Face IDは毎日使う機能なので、iPhone Xから「明らかに速い!」と感じたら、乗り換えたくなるかもしれません。

 一方、A12 Bionicを抜きにしてもiPhone XS Maxは気になっています。iPhone X以前は「iPhone 7 Plus」を使っていたのですが、Xでは画面が縦長にはなった反面、電子書籍や写真、動画などのコンテンツ表示サイズが7 Plusよりも小さくなったことが不満でした。でも、iPhone XS Maxは製品写真を見比べる限り、コンテンツの表示サイズはPlusと同じくらい。それでいて、iPhone 7 Plusや8 Plusよりもわずかながら細身です(本体幅は7 Plusが77.9mm、8 Plusが78.1mm、XS Maxが77.4mm)。

iPhone XS iPhone 8 Plusとほぼ同じ幅で画面が縦長になるiPhone XS Max

 iPhone XS Maxの画面サイズが6.5型と聞くと「でかっ!」と思うかもしれませんが、Plusユーザーにとっては違和感のないサイズ感です。ただ、お値段が……。私が今使っているiPhone Xは256GBですが、XS Maxの256GBモデルはApple直販で14万1800円(税別、以下同)。3月に、約13万円のジョジョスマホ(JOJO L-02K)を買ったばかりなのもあって、まだ踏ん切りが付きません。でも、気付いたら手が滑って購入しているかもしれません。

井上(翔)の場合

井上翔

A12 Bionicが魅力。iPhone XS(64GB)を買うかも


 新型iPhoneの最大の注目点は新プロセッサ「A12 Bionic」です。

 従来の「A11 Bionic」と比べると、A12 BionicはCPU部分はやGPU部分の強化は小幅となっています。しかし、機械学習処理を担う「ニューラルエンジン(プロセッサ)」は1コアから8コアに大幅強化されました。

iPhone XS ニューラルエンジンが大きく強化された「A12 Bionic」

 機械学習を使う機能といえば、真っ先に思い浮かぶのがカメラ撮影を含む画像処理です。カメラのシーン認識やボケ撮影(ポートレートモード)のクオリティーが機械学習によって大幅に向上するのです(この点は中国Huaweiも「Mate 10 Pro」や「P20/P20 Pro」の発表時にものすごくアピールしていました)。言語翻訳を始めとして、機械学習向きの機能を多用するアプリでも大幅なパフォーマンスアップが望めます

 現在「HUAWEI P20 Pro HW-01K」をメイン端末として使っていることもあり、Appleの考える機械学習の味付けを見てみたいという気持ちは強い……のですが、2018年の新型iPhoneは全体的に高価なので少しちゅうちょしてしまいます。

 一番安価な「iPhone XR」の64GBモデルでも8万4800円です。普段いろいろなスマートフォンを使っている立場から率直にいうと、ここまで高価なら5万〜6万円台のAndroidスマホか、値下げされた「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」を買った方が大きな満足感が得られると思います。

 でも、最新テクノロジーを追いかける身からすると、手持ちのiPhoneが2年前の「iPhone 7」なのは、ちょっとどうなんだろうという気もします(引き続き販売されるとはいえ)。買うなら、こらえ性がないので「iPhone XS」の64GBモデルということになりそうですが、11万2800円(税別)もします。費用を捻出できるかどうか、難しい判断に迫られています……。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月28日 更新
  1. 「楽天モバイルWiFiスポット」を試してみた 屋内通信の不満解消へ期待も「接続性」に課題 (2026年07月26日)
  2. 夏の暑さ対策グッズでよく見掛ける「ペルチェ素子」ってなんだ? 賢く使うための注意点も (2026年07月27日)
  3. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  4. 折りたたみスマホ「OPPO Find N6」を3カ月使って実感した“真価” 仕事とプライベートで大活躍 (2026年07月26日)
  5. 日本通信、ドコモの音声網相互接続で設備工事や接続試験が完了 「ネオキャリア」に前進 (2026年07月27日)
  6. 気温35度以上のハンディファンは「逆効果」 猛暑を安全に乗り切る使い方と2026年おすすめ5選 (2026年07月27日)
  7. UQ mobileとY!mobileの「セット割なし」新割引を比較 ahamo、LINEMO、楽天モバイルよりもお得? (2026年07月27日)
  8. なぜ「LINE VOOM」は嫌われたのか 保護者を悩ませた“子供たちの抜け道” (2026年07月24日)
  9. 界面活性剤とマイクロファイバーでタッチパネルをきれいに! ダイソーで220円の「スクリーンクリーナー」を試す (2026年07月25日)
  10. ドコモが「iPhone 17」シリーズや「iPhone Air」を値上げ 一部機種は残価も引き上げ、実質負担額の影響は? (2026年07月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー