ピカピカ仕上げでカラフル 中国キャリアの独自スマホにも注目:山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2018年10月23日 06時00分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 スマートフォンの本体カラーが最近華やかになっています。数年前から各社が採用するガラス仕上げの高級感あるボディーデザインは今でも人気です。ところがここ1年ほどの間に、中国系メーカーを中心に採用されているのが光沢感を高めたカラフルな背面仕上げ。ケースを付けて隠してしまうのがもったいない、そんなデザインの端末が増えています。例えばZTEの関連会社、Nubiaの最新モデル「Z18」も真っ赤なボディーが光りまくっています。

Z18 NubiaのZ18の背面仕上げ。最近この手のデザインのスマホが増えている

 中国最大そして世界最大の加入者数を誇る事業者、中国移動(China Mobile)は自社ブランドのスマートフォンを展開しています。その最新モデルである「N4」は6.18型、1080×2246ピクセルディスプレイに1200万画素と500万画素のデュアルカメラを搭載したミッドハイレンジ端末。この冬発売予定で、価格は2000元程度(3万5000円前後)あたりになるとみられています。9月末に北京で開催された中国国内の通信系イベント、PT Commで大々的に展示されていました。

N4 中国移動ブランドのスマートフォン「N4」

 このN4の背面はまさに最近はやりのピカピカ仕上げ。キャリアブランド品とはいえ、最新の流行を追いかけたモデルでなくては買ってもらえません。性能と価格バランスに優れたコスパモデルであるだけではなく、人に見せびらかしたくなるような最新のトレンドに乗った製品でもあるのです。

N4 3色展開のN4、背面仕上げは流行をおいかけたもの

 背面は平滑な仕上げで安っぽさはなく、手に取ると価格以上の高級感が味わえます。このデザインの欠点は指紋のあとが目立つことですが、常に背面がきれいに見えるようにマメに布なのでふき取っているうちに、製品に愛着がわくような気がします。ラフに扱って傷をつけないように、とも考えるので、扱いも丁寧になります。まあ透明カバーを付けるのが一番いいのでしょうけどね。

N4 なかなかの高級感。ケースを付けるなら透明タイプに限る

 価格を考えるとスペックに不満はありませんが、外部コネクターがMicro USBである点がちょっと残念。この製品を買うユーザーは今までMicro USB搭載のスマートフォンを使っていたでしょうから、あえて旧来のコネクターにしているのかもしれませんが。

N4 コネクターはMicro USBだが、次期モデルあたりはType-Cにしてほしい

 なお日本語ロケールは入っていませんでした。最近は海外モデルでも日本語に切り替えできる製品が多いのですが、まあこのN4が日本向けに出てくることはないからこれでいいのでしょう。ちなみに中国移動は自社ブランドスマートフォンの海外展開も行っています。なのでN4も他の国で別ブランドで販売されるかもしれません。

N4 日本語は搭載されず

 中国には日本で知られていないスマートフォンメーカーが多数ありますが、最大手キャリアの中国移動の製品も地方都市などではかなり人気が高く、メジャーな製品です。中国旅行時に見かけたら、最新の中国スマートフォン事情を知るためにもぜひ触ってみてください。

中国移動 中国移動ブランドのスマートフォンも面白い

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