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» 2019年01月21日 09時00分 公開

5分で知るモバイルデータ通信活用術:「ギガ超え」「大規模障害」「海外データローミング」――2018年のモバイルデータ通信を振り返る (1/3)

どんどん高速化していくモバイルデータ通信。今回は、いよいよ下りの“ギガ超え”が見えてきた2018年のモバイルデータ通信を振り返りつつ、通信障害時のサバイバル術や海外データローミングキャンペーンについても考察します。

[島田純,ITmedia]

 下りのモバイルデータ通信において“ギガ”に近づき、翌年(2019年)の“ギガ超え”が確実となった2018年。

 今回の「5分で知るモバイルデータ通信活用術」では、そんな2018年のモバイルデータ通信事情を(若干今更ながら)振り返ります。

(記事中の通信速度は全て理論値)

ついに“下りギガ超え”が見えた

 2018年のモバイルデータ通信関連の話題の中で、大きなものの1つが下り通信速度のさらなる高速化です。

 2018年夏モデルに合わせて、NTTドコモは下り最大988Mbps、au(KDDI・沖縄セルラー電話)が下り最大958Mbpsのサービスを開始。「ほぼギガ」を達成しました。さらにドコモは、2019年春をめどに下り最大1288Mbps(約1.26Gbps)通信に対応するモバイルルーター「Wi-Fi STATION HW-01L」を投入します。

HW-01L 国内初の「ギガ超え」ルーターとなる(はず)の「Wi-Fi STATION HW-01L」

 「下り1Gbps超え」という“数字”は、1つの区切りとしては非常に分かりやすいですが、当然ながら「いつでもどこでも1Gbps超」というわけではありません。

 それでも、理論上の最高速度アップは、対応端末におけるよりストレスの少ない通信につながります。また、通信速度アップに対応しない機種でも、ネットワーク運用の効率が向上することで、実効速度の改善も期待できます。

ドコモはより高速化 ドコモは東名阪(関東甲信越・東海・関西)エリアで下り最大1288Mbps、その他全国エリアで下り最大1038Mbpsの通信サービスを展開予定

 さまざまな場面で実感できますが、日本の大手キャリア3社のネットワークは、トンネル区間などを除けば高速移動中でも一定水準以上の通信品質でデータ通信できる、非常に高品質なものとなっています。

 2019年は、ネットワーク・端末のさらなる進化によって、より質の高いデータ通信が利用できそうです。

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