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» 2019年02月15日 11時55分 公開

iPhoneでもEdyが使えるようになる? 新「楽天ペイ」アプリで変わること

楽天が、2019年3月18日に「楽天ペイ」アプリをバージョンアップする。これにより、楽天ペイ、楽天Edy、楽天スーパーポイントを1つのアプリで管理できるようになる。具体的に何が変わるのか? 現時点で分かっていることを整理する。

[田中聡,ITmedia]

 楽天が、2019年3月18日に「楽天ペイ」アプリをバージョンアップする。現在、コード決済の楽天ペイ、非接触決済の楽天Edy、同社の楽天スーパーポイントは、個別にアプリを提供しているが、3つのアプリで利用できる機能が、楽天ペイアプリに集約される。

楽天ペイ 2月12日の決算会見で予告された、楽天ペイのバージョンアップ
楽天ペイ楽天ペイ 現在の楽天ペイアプリ(写真=左)と楽天ポイントアプリ(写真=右)。楽天ポイントアプリの機能を、楽天ペイアプリで利用できるようになる

 楽天スーパーポイントをためるためのバーコードは、既に楽天ペイアプリからも表示可能なので、楽天Edyの機能を楽天ペイアプリから使えるようになる方がインパクトは大きそう。楽天Edyと楽天ペイの両方を使い分けているAndroidユーザーなら、3月18日以降は楽天ペイアプリからEdyにチャージをすることも可能になる。

【訂正:2019年2月15日22時7分 初出時に、現状の楽天ペイアプリからは楽天スーパーポイントをためられない旨の記述がありましたが、誤りでした。おわびして訂正致します。】

 一方で不明瞭な点もある。例えば、楽天ペイと楽天Edyにたまった残高は、ペイとEdyで横断して使えるようになるのだろうか。楽天広報部に確認したところ、「『Edy、ポイント、ペイを統合』が意味するのは、単一のアプリで、それぞれの決済サービスの機能を簡単に利用できるということです。各サービスの残高が使える場所については、変更はありません」とのこと。

 つまりこれまで通り、楽天Edyにたまった残高はEdyで、楽天ペイにたまった残高はペイでしか使えない。楽天スーパーポイントの使い道も変わらず、楽天ペイ(アプリ決済)加盟店や、楽天ポイントカード加盟店、オンラインの楽天各種サービスで利用できる。

 なお新アプリでは、楽天ペイに電子マネー「楽天キャッシュ」をチャージできるようになる。使いすぎ防止のため、事前にチャージした金額のみ使うという運用をしたい人には朗報だ。これまで通り、クレジットカードや楽天スーパーポイントでの支払いもできる。チャージした楽天キャッシュを使った個人間送金も可能になる予定だ。

 新楽天ペイアプリは、iOSとAndroidの両方に対応する。ここで気になるのがiPhoneだ。現在、楽天EdyはAndroidのおサイフケータイでしか利用できないが、iPhoneでもEdyが使えるようになるのだろうか。残念ながら、3月18日以降もiPhoneではEdyが使えない。iOSアプリではEdyの項目は非表示になる予定とのこと。

 PayPayやLINE Payなどの競合サービスは、20%還元などの大型キャンペーンを展開しているが、楽天ペイはどうか? 「お客さまに喜んでいただけるよう、常にさまざまな企画を実施しておりますが、現時点でタイミングやキャンペーン内容については、回答を控えさせていただきます」とのこと。楽天ペイでも、アプリのリニューアルに合わせた大型キャンペーンを期待したい。

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