KDDIが、QRコード/バーコード決済サービス「au PAY」を4月9日に開始する。
au PAYは、「au WALLET」アプリの画面に表示されたQRコードやバーコードを店頭で読み取ってもらうことで、対象店舗で決済ができるサービス。支払いはau WALLET残高を利用する。au PAYを利用できるのは現時点ではauユーザーのみで、他キャリアユーザーには開放していない。
チャージはau WALLETポイント、auかんたん決済(通信料合算支払い)、じぶん銀行、クレジットカード、auショップ店頭、ローソン店頭などから行える。2019年夏以降は全国2.5万台のセブン銀行ATMで現金チャージが可能になる他、残高不足時にauかんたん決済でのオートチャージにも対応する予定。
au PAYでは200円(税込、以下同)を支払うごとに1ポイント(0.5%相当)がたまる他、auスマートパスプレミアム会員は200円ごとに3ポイント(1.5%)がたまる。さらに、最大26.5%を還元するキャンペーンを4月15日以降、順次実施する。
毎月3日、13日、23日に実施する「三太郎の日」では、au PAYで支払うと、au STAR会員は5%、auスマートパスプレミアム会員は20%分、ポイント還元を増量する。こちらは4月23日から実施する。4月の増量ポイントは6月末までに反映され、上限は5000ポイント。
4月23日から7月31日までは、「食べログ」掲載のキャンペーン対象店舗で支払うと、ポイント還元を5%増量する。ポイントは決済してから3〜4日後に付与される。
これらの施策により、auスマートパスプレミアム会員が三太郎の日に食べログのキャンペーン対象店舗にてau PAYで支払うと、ポイント還元は26.5%になる。
さらに、au WALLET ポイントからチャージをした分の10%を還元する特典も用意。au WALLETポイントからチャージできるのは月あたり2万円までなので、最大で2000円を還元する。還元されたポイントは即時で反映される。期間は4月15日から30日までだが、チャージ総額が100億に達した時点で終了する。
【更新:2019年4月4日14時30分 キャンペーンの詳細を追記しました。】
利用できる店舗は、コンビニエンスストアがローソン、ミニストップ、ポプラ、飲食店が松屋、スシロー、ドラッグストアがウェルシア、家電量販店がエディオン、ジョーシン、ケーズデンキ、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ヤマダ電機など。「楽天ペイ」や「メルペイ」の加盟店とも連携し、相互で利用可能なる予定。
4月9日にau WALLETアプリをリニューアルする。既にアプリをインストールしているユーザーは、バージョンアップすることでau PAYが利用可能になる。アプリはiOS 8以降、Android 4.0以降のスマートフォンで利用できる。
新アプリでは、トップ画面からチャージ、送金、コード表示などを利用できる。また、iOS版にはApple Payを起動するショートカットも置かれる。
加盟店については4月4日から事前申し込み、4月9日から正式申し込みを受け付ける。主に中小規模の加盟店には、無料で店舗向けアプリ「au PAY for BIZ」を提供する。加盟店は、タブレットやスマートフォンから同アプリを利用することで、au PAYでの決済が可能になる。さらに、2019年4月9日から2021年7月31日まで、au PAY for BIZを利用した決済手数料を0%とするキャンペーンも行う。
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