カメラ機能ばかりが注目されがちなP30 Proだが、基本性能にも死角はなさそうだ。筆者が借りているサンプル機は、メインメモリが8GBで、ストレージが256GBのモデルだが、1週間ほど使った限りでは、全くストレスは感じずに、軽快に操作できている。
4200mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、バッテリーの持ちがよいことは言うまでもない。加えて、充電速度が早いことも魅力だ。最大40Wの急速充電に対応していて、付属の充電アダプターを使えば、非常にスピーディーに充電できる。きっちり時間を計測したわけではないが、1日使っても50%以上残り、それを充電するのに30分も要らない印象だ。
OSはAndroid 9で、Huawei独自のEMUI 9.1も搭載されている。ホーム画面の表示を変えたり、ナビゲーションキーを非表示にして、ジェスチャー操作に切り替えたりするなど、カスタマイズの自由度は高い。

ホーム画面は、iPhoneのように全てのアプリを表示する「標準」と、Androidの標準的な「ドロワー」から選択可能(写真=左)。画面下に表示されるナビゲーションキーは並び替えたり、他の操作方法に変えたりできる(写真=右)HUAWEI P30 Proがあれば、もはや旅行にデジカメを持っていく必要はなくなりそう。パワフルでバッテリーの持ちもすこぶるよいので、ビジネスで使い倒すスマホとしても頼もしい。すぐに日本で発売してほしいと思う仕上がりだ。
(取材協力:ファーウェイ・ジャパン)
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