同じくディスプレイの設定項目から、「詳細設定」内にある「スリープ」をカスタマイズしておきたい。画面操作をしていない際に、なるべく早く画面がオフになるように設定しておけば、うっかり画面をつけっぱなしにしたことによる余計なバッテリー消費を予防できる。
また、Pixel 3のようにスリープ画面に情報を表示する「アンビエント表示」機能が備わっている機種では、こうした機能をオフにしておくことも重要だ。
位置情報を取得することでもバッテリーを消費している。地図アプリの場合には、ナビゲーション機能を利用するのに必要だが、長時間利用しない場合には、これをオフにすることで省電力につながる。
また、アプリごとに位置情報を取得するかの権限も変更できる。マップなど必要なアプリは有効にしておき、位置情報を使わなくてもよいアプリに関しては、権限を付与しない方がよい。これは上記の「位置情報」画面で「アプリレベルの権限」を選択することでカスタマイズ可能だ。
Wi-Fi、Bluetoothなどをオンにしておくと、実際に通信をしていなくても接続先を探したり、周辺機器と通信したりすることでバッテリーを消費しがちだ。節電を徹底するのであれば、非使用時には、小まめにオフにしておこう。
もちろん、ワイヤレスイヤフォンなどを使用すると端末のバッテリー消費は増えやすい。バッテリーの持ちが気になるタイミングでは、周辺機器の使用を控えよう。
キーボードの操作音やバイブレーションによるフィードバックをオフにすることも、バッテリーの消費を抑えることにつながる。
ポコポコという触感は心地よいが、別になくてもいいという人は、オフにしておくことで、バッテリーの持ちが少し伸びるかもしれない。
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