女子の約8割が「Instagram」を利用 LINEはメッセージと音声通話手段の主流に――東京工科大学の調査

» 2019年05月17日 20時25分 公開

 東京工科大学は5月16日、同大学の新入生1795人を対象にしたコミュニケーションツール実態調査の結果を発表した。調査日は4月3日で、2014年から通算6回目の実施となる。

 SNS利用率は「LINE」(99.0%)と「Twitter」(80.7%)がここ数年安定した利用が継続し、「Instagram」(55.2%)は4年連続で拡大。とくに女子はTwitterに迫る77.1%となった。「SNOW」(25.2%)は2年ぶりに減少したものの女子の約半数(48.1%)が利用し、今回選択肢に加わった「TikTok」は女子が14.9%、男子が9.3%となっている。

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 連絡手段としては「LINE」(95.9%)が主流を維持し、4割を超えていた「Twitterのメッセージ」は8.3ポイント減の33.3%に。今回から実施した音声通話手段に関する調査では88.6%が「LINE通話」、58.4%が「キャリア通話」となり、女子の3割が「LINEビデオ通話」を利用していることが分かった。

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 動画配信サービスの利用率では「YouTube」(97.2%)が調査開始から3年連続で増加し、微減が続いていた「ニコニコ動画」(39.9%)は2.9ポイント増となる。次いで「AbemaTV」(32.2%)、「Amazonビデオ」(14.5%)などが支持を集めた。

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 入学前に新入生同士でSNSなどで連絡を取り合ったことが「ある」と答えたのは1.9ポイント増え、全体の39.3%。女子(48.3%)が男子(34.%)を上回り、学部別ではデザイン学部が半数以上(51.7%)で最も高く、工学部(28.4%)が最も低い結果となった。

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 所有している携帯電話の種類は、調査開始以来5年連続で「iPhone」(76.0%)が増加。。「その他のスマートフォン」(23.0%)との差が拡大している。また、携帯電話のデータ通信プランに関する調査は「〜5GB」(31.0%)が最多となったが、「〜10GB」(22.4%)、「〜20GB」(22.5%)、「それ以上」(24.1%)といった大容量プランも多い。毎月のデータの使い切りに関しては、58.1%が「余っている」と回答した。

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