IDC Japanは、5月28日に2019年第1四半期(1〜3月)の国内携帯電話・スマートフォン出荷台数を発表した。
2019年第1四半期の携帯電話合計出荷台数は、前年同期比26.5%減の713.5万台。要因はAppleのiPhone出荷が前年同期比30.3%減の330.2万台に落ち込んだこと、Androidスマートフォンも前年同期比23.0%減の367.1万台と伸び悩んだことを挙げている。
この落ち込みは「分離プラン」対応の新料金体系の実施に向け、各キャリアが流通在庫の解消のため調達台数を大幅に抑制した点、フィーチャーフォンからiPhoneへの乗り換えなどに伴う成長が一段落した点などが考えられる、と分析している。
ベンダー別シェアはAppleが前年同期比でシェアを2.5ポイント落としたものの、46.3%でトップを維持。2位は115.5万台を出荷したシャープ(16.2%)、3位は65万台出荷の富士通(9.1%)、4位に55.5万台出荷のソニーモバイル(7.8%)、5位は44.2万台出荷の京セラ(6.2%)となった。スマートフォンの出荷台数は前年同期比26.7%減の697.3万台となった。
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