多すぎてよく分からない、スマホの「急速充電」規格を整理する:スマホ×バッテリー快適ライフ(2/2 ページ)

» 2019年06月16日 06時00分 公開
[井上晃,ITmedia]
前のページへ 1|2       

スマートフォンメーカー独自の規格もチェック

 スマートフォンメーカーによっては、独自の高速充電規格を採用しているものもある。製品に付属する充電器やケーブルを用いて高速充電を行える場合には、別途周辺機器をそろえる必要がないのでハードルは低い。付属していない機種では、オプションとして購入する必要がある。

 具体例を挙げると、Huaweiの「Super Charge」対応充電器が最大10V/4A(=40W)、ASUSの「BoostMaster」が最大9V/2A(=18W)、OPPOの「Super VOOC」が最大10V/5A(50W)で充電できる。

急速充電 OPPOの「Find X」

 OPPOのハイエンドスマートフォン「Find X」はSuper VOOCに対応しており、3400mAhのバッテリーを35分で満タンにできる。内部構造的には、1700mAhの2枚のバッテリーを5Vで並列充電する仕組みを採用している。

充電機器メーカーの独自規格も

 充電器メーカーが独自の高速充電技術を掲げているケースもある。Ankerの「Power IQ」、Buffaloの「AUTO POWER SELECT」、cheeroの「Auto-IC」などが該当する。Ankerの「Power IQ」は、「接続された機器を即座に認識して、機器ごとに最大のスピードで充電するのに適した電力を調整する」という技術だ。他の2つも似たような機能となる。

急速充電 Ankerの「PowerIQ 2.0」搭載モバイルバッテリー「Anker PowerCore II 10000」(3699円税込)(写真=左)と「Anker PowerCore II 20000」(5499円税込)(写真=右)

 これらは厳密な意味での高速充電規格とは異なるが、利用者からすると複数メーカーのデバイスを充電する上で、対応機器を選ぶメリットはある。充電性能が高いUSB PDやQCは規格に対応するデバイスが限定されてしまうが、「Power IQ」などは市場に存在するほぼ全ての端末に対して最適な出力に調整してくれるからだ。汎用(はんよう)性を重視する場合には、こうした規格の高出力な充電器を利用することも検討してみるといいだろう。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月25日 更新
  1. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  2. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  3. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  4. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  5. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  6. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  7. モバイルSuicaの新決済「teppay」を早速試した 店員への伝え方や決済音は? スムーズに決済できる? (2026年10月22日)
  8. 「iPhone Duo」を試して分かった9つの疑問と本音 36万円超の折りたたみスマホは「買い」か? (2026年10月21日)
  9. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
  10. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー