Huaweiが、9月6日にドイツ・ベルリンで開催される「IFA2019」にて、新しい「Kirin」プロセッサを発表することをTwitterで予告している。投稿された動画には「RETHINK」「EVOLUTION」「5G」「Kirin」という文字が流れ、次期Kirinが5Gに対応することを示唆している。現行のハイエンドプロセッサが「Kirin 980」なので、次は「Kirin 990」か。
Huaweiは例年、IFAで新しいKirinプロセッサを発表し、翌10月に、そのKirinを搭載した「Mate」シリーズの新モデルを発表している。2017年に発表した「Kirin 970」は、世界で初めてNPU(Neural Network Processing Unit)を内蔵し、AI機能を搭載した。2018年に発表したKirin 980は、NPUが2つになり、さらにパフォーマンスを向上させた。Kirin 990(仮)は、5Gへの対応が話題を集めそうだ。
順当に行けば、次期Mateシリーズの「Mate 30(仮)」が、新プロセッサを搭載するだろう。なお、次期Mateシリーズには、Huaweiの新UIである「EMUI10」を搭載することが予告されている。
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