米新興企業のLightは9月4日(現地時間)、E-inkディスプレイ搭載の新スマートフォン「Light Phone 2」を自社サイトで350ドル(約3万7000円)で発売すると発表した。
予約受付中で、10月に出荷を開始する。ただし、今のところ日本には販売しない。4G回線(B1, B3, B5, B7, B8, B20, B28)に対応する。
同社は、人々が自分の時間を大切にするために、できるだけ使わないスマートフォンの開発を目指している。2017年に発売した初代「Light Phone」は、通話、メッセージング、アラームの機能しか使えないかなり制限のある端末だった。
Light Phone 2はユーザーからのフィードバックに基づいて、ユーザーがWebサイト経由でオプションで機能を追加できるようにした。今後、ナビ機能、計算機、音楽ツールなどを追加できるようにしてく計画だ。ただし、(ユーザーの時間を消耗する)SNS機能を追加する計画はない。また、広告を表示することもない。
Light Phone 2はSIMロック解除端末として、nanoSIM付きで販売される。ユーザーは、付属のSIMを使わずに、例えばデジタルデトックスしたい時だけメインのスマートフォンのSIMをLight Phone 2に入れて持ち歩くこともできる。
OSはAndroidベースの「LightOS」で、プロセッサはQuacommのMSM8909W、メモリは1GB、ストレージは8GB。バッテリーは950mAh。サイズは91×55×6.5〜7.5mmで重さは75g。色は黒とグレイの2色。
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