初音ミクのキャラクターをあしらったスマートフォンを過去に販売したことのあるXiaomiですが、2019年のキャラクターコラボモデルはLINE FRIENDSのブラウン。中国ではLINEの利用者はあまりいないはずですが、キャラクターとしての人気はあるのでしょうか。これが台湾ならばLINEユーザーも多いので売れそうですが、今のところ中国のみの販売となっています。
「Mi9 SE Brown Bear Limited Edition」は、Xiaomiのミドルハイレンジモデル「Mi9 SE」にLINEキャラクターのブラウンをあしらったモデル。パッケージも大型で専用のものが用意されています。本体スペックは通常版のMi9 SEと変わらず、プロセッサがSnapdragon 712、メモリ6GB、ストレージ128GBというスペック。ディスプレイは5.97型、カメラは背面に4800+1300+800万画素のトリプル構成です。
本体カラーは標準モデルの青と黒に対し、ブラウンモデルは紫。背面と側面が紫色になっています。価格は標準モデルより500元高い2499元(約3万7200円)ですが、上品なら紫色仕上げということだけでも若干価格を上げてもいいと思えるかも。この紫色は他にはない色合いです。
背面にはブラウンの顔がプリントされています。なお、本体を起動するとブラウンをあしらった壁紙やテーマがプリインストールされているなど、「中もブラウン」になっているとのこと。Xiaomiの音声AIシステム「小愛同学」にはブラウンと簡単な会話をする機能もついています。例えば「ブラウン、踊って」と話すと画面上にブラウンが現れダンスをしてくれるらしいです。
また、パッケージ内には正規品であることの証明書やステッカー、さらに端末同様ブラウンのイラスト入りのモバイルバッテリーも含まれているとのこと。ここまでしっかりした製品なら、このまま日本で出してもいいと思えるレベル。Xiaomiのスマートフォンがいきなり日本に進出しても売れそうにありませんが、LINEコラボスマートフォンとしてなら一定の人気がでるかもしれません。
Xiaomiは他にもLINE FRIENDSのスーツケースなどを中国で出しています。こちらの製品も日本でオフィシャルに売ってくれてもいいような気がします。Xiaomiは多数のカバン類を販売しており、筆者もいくつか愛用していますが、いずれも品質は悪くありません。実は韓国でもLINE FRIENDSのスマートフォンが販売されています。LINE FRIEDNDS好きな日本のユーザーのためにも、モバイル関連製品をもっと増やしてほしいものです。
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