Renoシリーズより安いけど4800万画素カメラを搭載 OPPOの「A11x」をチェック:山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2019年12月17日 16時58分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 2019年のOPPOは新ブランド「Reno」シリーズを強化していますが、ミッド・ハイレンジモデルとして以前から販売している「OPPO A」シリーズも引き続き新製品を投入しています。日本でも「A5 2020」がSIMロックフリーモデルとして販売されています。

A11x 4800万画素カメラを搭載する「OPPO A11x」

 このA5 2020はインド市場などにも投入され、5000mAhの大容量バッテリーと4眼カメラ搭載で価格は2万円台とコスパの高さで人気モデルとなっています。日本でも2万6800円(税別)と手ごろな価格で販売されています。

 海外市場では、このA5 2020の標準カメラを1200万画素から4800万画素にスペックアップさせた「A9 2020」も販売されており、Renoシリーズに手の届かない消費者をしっかりとカバーしています。

 一方、OPPOの本国、中国ではA5 2020は「A11」として、A9 2020は「A11x」として販売されています。海外市場では2つの異なるモデルとして展開されていますが、中国ではOPPOのラインアップが他国よりも多いこともあり、A11の兄弟モデル(スペック強化モデル)としてA11xという型番で展開を行っているわけです。

 なお、A5 2020とA11は標準カメラの性能は同じですが、インカメラの性能がそれぞれ1600万画素、800万画素と異なります。一方、A9 2020とA11xは標準カメラ(1200万画素)、インカメラ(1600万画素)ともに同じスペック。マーケットごとに微妙にスペックを変えているようです。

 A11xとA9 2020は4800万画素カメラを大きな売りにしており、低価格モデルを好む消費者にもより優れたカメラ体験を提供しようとしている製品です。中国では定価ベースでA11とA11xの価格差は300元。日本円で5000円ちょっと出せば4800万画素カメラが手に入るとなれば、「1つ上のモデルを買おう」と思う消費者も多いのではないでしょうか?

A11x A5 2020/A11のカメラを進化させたのが特徴だ

 A11xの本体サイズは75.6(幅)×163.6(高さ)×9.1(奥行き)mmと、A11と同じ。正面、背面とも外観は両者変わりません。細かいスペックではメモリ容量などが異なります。またA5 2020、A9 2020も対応周波数などが異なります。

A11x 外観上の差はなく、カメラとメモリが異なる

 日本では「Reno A」が販売されています。A5 2020とは異なり防水対応、おサイフ対応と日本のユーザーが求める機能を搭載した日本向け製品です。価格も3万円台後半であり、A5 2020とうまく差別化されています。

 このReno Aがあることから、日本市場にA11x/A9 2020が投入されることはないかもしれません。しかし日本でも新規参入メーカーが出てくるなど新製品の投入サイクルは通信事業者が展開していた以前からの「四半期ベース」から大きく変わろうとしています。

 中国ではちょうど「Reno3」シリーズが新しく発表されました。日本にこのReno3が投入される頃には、A5 2020のリプレースとしてA9 2020が出てくるかもしれませんね。

A11x カメラの変更で既存モデルの置き換え投入の可能性もありうる

 Renoシリーズでイメージチェンジを図りつつ、Aシリーズも強化することで既存ユーザーからの人気をしっかりと集めるOPPO。2020年も魅力ある低価格モデルの強化を引き続き進めてほしいものです。

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