OPPOのスマホ工場を見て感じた「品質至上主義」/フラグシップストアで5Gを体感OPPO INNO DAY 2019(2/2 ページ)

» 2019年12月23日 11時30分 公開
[村元正剛ITmedia]
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OPPOのフラグシップストアで5Gのスピードを体感

 工場見学の後は、深センの「華強北」という地区にあるOPPOのフラグシップストアを訪問した。華強北は電気製品を扱う店が集まる繁華街で、日本人からは「深センの秋葉原」と呼ばれる街だ。OPPOのフラグシップストアは、この街の中心に2018年8月にオープンしたそうだ。

OPPO 深センの華強北にあるOPPOのフラグシップストア。斬新な外観が目を引く

 店頭に鎮座していたのは5Gモデル。欧州で発売された「Reno 5G」で、日本でも発売された「Reno 10x Zoom」の5G版だ。中国では既に5Gのサービスが始まっており、その端末に触れて、5Gのスピードを体験することができた。

OPPO お店のエントランスの近くに設置された5Gの体験ゾーン
OPPO OPPO初の5Gモデル「Reno 5G」。中国ではなく欧州で販売されている
OPPO 端末にインストールされていたスピードテストアプリで計測したところ、500Mbpsを超えるダウンロード速度を記録した
OPPO 店内では、発売中のスマホを手に取って試せる。カメラのズーム機能を試せるオブジェも設置されていた
OPPO 2階は、修理など対応してくれるサービスセンター

主要メーカーの旗艦店を続々とオープンする深セン

 ちなみに筆者は、11月にも深センに行く機会があった。その際は、HuaweiとVivoのフラグシップストアに訪れたのだが、どちらも大々的に「5G」をアピールしており、そのスピードを体感できた。

OPPO 新しい店が続々とオープンしている「万象天地」という商業地区に2019年オープンしたHuaweiのフラグシップストア。11月に訪れた際、店内は5G一色だった。
OPPO Huaweiのフラグシップストアの斜め前には、Xiaomiの旗艦店がある。ここでも5Gスマホを試せた
OPPO 深センから香港・マカオに渡る蛇口フェリーターミナルの近くにある「海上世界」。Vivoは2019年ここにフラグシップストアを出店した。店内では5Gスマホを気軽に試せるようになっていた

 今回取材したOPPO INNO DAYでは「5G」はもちろん、「5G+」や「6G」というキーワードも何度となく耳にした。日本では、ようやく2020年から5Gの本格サービスが始まるが、中国では、既にその先も視野に入っているようだ。

(取材協力:オッポジャパン

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