KDDIら、東京臨海副都心エリアの観光・移動をサポートするMaaS実証実験アプリ「モビリティパス」提供開始

» 2020年01月09日 15時00分 公開

 ナビタイムジャパン、ドコモ・バイクシェア、JapanTaxi、東京臨海高速鉄道、東京臨海副都心まちづくり協議会、KDDIは、1月16日から東京臨海副都心エリア向けのMaaS実証実験アプリ「モビリティパス」を提供する。ダウンロードは無料で、期間は2月14日まで。

東京臨海副都心エリア向けのMaaS実証実験エリア 東京臨海副都心エリア向けのMaaS実証実験エリア

 本アプリではお台場エリアの地図、観光関連記事、スポット情報を閲覧でき、エリア内で利用できるクーポンも配信。アプリ内でアンケートに回答すると、りんかい線1日乗車券がもらえるプレゼントキャンペーンも実施する。

 りんかい線やシェアサイクルなど、さまざまな移動手段を組み合わせた最適なルートの検索や、ルート検索結果画面からシェアサイクルの1日パス購入・予約も行える。さらに、実証実験の一環で初運行する無料の予約制シャトル「東京臨海シャトル」も展開。「勝どき‐お台場回遊ルート」「お台場回遊ルート」をそれぞれ約1時間に約2本、8人乗りのワゴン車両で運行する予定だ。

東京臨海副都心エリア向けのMaaS実証実験アプリ「モビリティパス」 東京臨海副都心エリア向けのMaaS実証実験アプリ「モビリティパス」画面イメージ

 東京臨海シャトルの運行は2月12日までを予定し、営業時間は10〜19時。バス停などの公道への目印は設置されておらず、アプリのルート検索結果から乗車人数を入力して予約すると、指定の場所から乗車できる。

「東京臨海シャトル」車体イメージ 「東京臨海シャトル」車体イメージ

 本アプリは東京都が公募した「MaaS社会実装モデル構築に向けた実証実験プロジェクト」に基づく実証実験の一環として提供。東京臨海副都心エリアでの交通渋滞解消や交通不便地域の快適な移動、観光スポットへのスムーズな輸送や回遊率の向上によって臨海エリアの活性化を目指すとしている。

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