楽天・三木谷浩史会長兼社長の「年頭挨拶」――「これまでにないようなモバイルサービスを消費者に届けたい」

» 2020年01月17日 10時00分 公開
[石川温]
「石川温のスマホ業界新聞」

この記事について

この記事は、毎週土曜日に配信されているメールマガジン「石川温のスマホ業界新聞」から、一部を転載したものです。今回の記事は2020年1月11日に配信されたものです。メールマガジン購読(月額税別500円)の申し込みはこちらから。


楽天株式会社

■□年頭挨拶□■

 2019年は、楽天グループにとっていくつもの挑戦と成果がありました。

 これまでの「FCバルセロナ」や「ゴールデンステート・ウォリアーズ」「スパルタン」とのパートナーシップに加え、「DAVIS CUP」へのスポンサーシップ、映画事業の展開、台湾でのプロ野球参入を通じたブランディングにより、「Rakuten」ブランドのグローバルでの認知度が加速度的に上昇しています。

 「Ebates」をいよいよ「Rakuten」ブランドへと移行させ、Lyft社と楽天メディカル社を持分法適用会社としました。「Rakuten TV」や「Rakuten Kobo」、「Rakuten Viki」といった海外事業も順調に育ってきており、楽天グループサービスの利用者は世界で約14億人にグローバル流通総額は19兆円規模にまで成長しました。

 国内においても、物流基盤構築やファッション事業を強化し、多様化する消費者ニーズに対して常にサービス品質の改善に努め、パートナー企業を含む持続的な成長を目指したビジネスモデルの進化に取り組んできたことで、「楽天市場」を中心に国内EC流通総額が二桁成長で順調に推移しています。

 フィンテック事業においても、「楽天カード」や「楽天銀行」、「楽天証券」「楽天損保」「楽天生命」などにおいて顧客獲得をさらに加速させているほか、政府のキャッシュレス政策の後押しもあり、「楽天ペイ」「楽天Edy」「楽天ポイントカード」などオンラインとオフライン双方のペイメント事業において業界をリードする成長をしています。

 そして今年は、完全仮想化クラウドネットワークによる携帯キャリアサービスを本格的に拡大していきます。大きなチャレンジとなりますが、楽天グループの総力を結集して、これまでにないようなモバイルサービスを消費者に届けたいと思います。

 本年も、「Walk Together」というスローガンのもと、様々なパートナーの皆様と共に歩み、共に持続的な成長ができるようなエコシステムの進化を図り、社会の発展への貢献を目指してまいります。


■「年頭挨拶」を読んで

 挨拶はもちろん代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏によるもの。本来は英語で発信されたものが和訳されてメディアに流れている。

 2019年の挑戦と成果について触れられているが、楽天にとって昨年は「大殺界」だったんじゃないかというぐらい悪いニュースが続いた。10月にキャリア事業を本格スタートできなかっただけでなく通信障害も起こったし、本業では加盟店が送料を巡って反旗を翻すなんてこともあった。さらに独禁法違反容疑もかけられた。

 2020年はとにかくキャリアサービスを本格スタートさせて、3キャリアの寡占市場をかき乱してほしい。

© DWANGO Co., Ltd.

アクセストップ10

2026年04月17日 更新
  1. なぜ店員によって勧めるルーターが変わる? 自宅回線から逆算する、新生活に役立つWi-Fiルーター選びの超基本 (2026年04月16日)
  2. 3COINSの4180円「デバイスバンドPlusAL」を試す スマートウォッチの“最初の一歩”に最適な理由 (2026年04月16日)
  3. 「Nothing Phone (4a)/(4a) Pro」日本上陸 LEDで個性が光る5万円台からのスマホ、FeliCaにも対応 (2026年04月15日)
  4. YouTube、ショート動画の「視聴上限0分」設定を一般開放 ダラダラ視聴抑止へ (2026年04月16日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. KDDIがSIMフリーブランド「au Flex Style」開始、第1弾は「Nothing Phone (4a)」と「OPPO Find N6」 (2026年04月15日)
  7. 「好きな決済音」はありますか? SuicaやWAONを抑え、1位に「あの音」がランクイン――バイドゥ調査 (2026年04月16日)
  8. 「iPhone 17 Pro」を5カ月使い倒して分かった真価 バッテリーと放熱性能には満足だが細かな不満も (2026年03月19日)
  9. Google Geminiが「あなた個人に適した回答」を “パーソナル インテリジェンス”日本で提供 (2026年04月15日)
  10. 新型「Amazon Fire TV Stick HD」登場 本体をスリム化+USB Type-C端子搭載で6980円 (2026年04月15日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年