ソフトバンクが、エンタメやスポーツなどの映像コンテンツを配信する新サービス「5G LAB」を2020年3月27日から提供する。
5G LABでは、「AR SQUARE」「VR SQUARE」「FR SQUARE」「GAME SQUARE」の4つのカテゴリーを用意した。
AR SQUAREでは、AR(拡張現実)技術を活用したコンテンツを楽しめる。アイドルやキャラクターなどを拡大、縮小、回転して自由に鑑賞したり、スマホのカメラで出現させて一緒に写真を撮ったりできる。3Dホログラム撮影スタジオで、30台のカメラを使って制作したオリジナルコンテンツも用意する。
VR SQUAREでは、音楽ライブやスポーツ観戦などに特等席で参加しているような体験ができるという。VRゴーグルを装着すれば、3Dコンテンツの鑑賞も可能。さらに、ソフトバンクが3月27日以降に発売する5Gスマートフォンを購入すると、先着でVRゴーグルをプレゼントするキャンペーンを実施する。
FR SQUAREの「FR」は、「Free view point Reality(多視点)」を意味する造語。舞台や会場の正面、側面などの角度から映像を楽しめる。音楽ライブでは、お気に入りメンバーだけを選んで視聴したり、福岡PayPayドームで開催される福岡ソフトバンクホークス戦では映像を回転させ、好きな角度で視聴したりできる。
AR SQUARE、VR SQUARE、FR SQUAREは、3月27日から7月31日まで無料で利用できる予定。8月以降は、「5G LAB ベーシック」に申し込めば、月額500円で利用できる。5Gスマートフォン向け「5G基本料」に加入していれば、5G LAB ベーシックは無料になる。また、上記3サービスはデータ容量をカウントしない「動画SNS放題」の対象となる。
GAME SQUAREは、PCゲームを楽しめるサービス。まずは、NVIDIAのクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」の日本向けサービス「GeForce NOW Powered by SoftBank」を6月から提供し、7月31日までは無料で利用できる。8月以降の料金は月額1800円(税別)。
5G LABは5G時代を見据えたサービスではあるが、4G(LTE)環境でも利用できる。サービス開始に先立ち、3月5日から全国主要都市のソフトバンクショップに、5G LABの体験コーナーを設置する。
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