ペンで手書きができるタブレット「Galaxy Tab A」 2万円台の安さが魅力:山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2020年03月25日 06時00分 公開
[山根康宏,ITmedia]
Galaxy Tab A 8.0 with S Pen(2019) 安価なペンタブレット「Galaxy Tab A 8.0 with S Pen(2019)」

 Appleが「Apple Pencile」の使える「iPad Pro」を投入する前から、Samsungは自社のスタイラスペン「S Pen」が使えるタブレットを多数出していました。ワコムの技術を使ったS Penの書き心地の良さはスマートフォン「Galaxy Note」シリーズで高い評価を受けています。しかしペンタブレットに関してはAppleが一強ともいえる強さを誇っており、他のメーカーもなかなかその牙城を崩せていません。

 Samsungのペン対応タブレットには「Galaxy Tab S」シリーズがあり、最新モデルの「Galaxy Tab S6」は5Gモデルも販売されます。しかし高スペックなCPUも搭載しており価格は高く、万人向けといえる製品ではありません。

 そこで出てきたモデルが「Galaxy Tab A 8.0 & S Pen(2019)」です。名前から分かるように2019年に発売されたモデルで、Galaxy Tab Sシリーズの下に位置するモデルです。

Galaxy Tab A 8.0 with S Pen(2019) 8型サイズでペンが使えるのが特徴

 Galaxy Tab A 8.0 & S Pen(2019)は8型(1920×1200ピクセル)ディスプレイを搭載しており、プロセッサはExynos 7904、メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GB。ミッドレンジと呼べるスペックです。Webブラウジングや電子書籍の利用程度ならば十分でしょうか。価格はWi-Fiモデルが2万円台で、国によってはLTEモデルも販売されています。

Galaxy Tab A 8.0 with S Pen(2019) 背面デザインはオーソドックス

 さて、Galaxy Tabのペンは実際のペンのように太いサイズで持ちやすいものが提供される反面、本体に収納できません。Galaxy Tab S6ではようやく本体背面にマグネットで装着できるようになりましたが、過去モデルではカバーにペンホルダーを付けて対応するような状況でした。しかしGalaxy Tab A 8.0 & S Pen(2019)は、S PenをGalaxy Noteシリーズと同じサイズにすることで、タブレット本体の右下に収納できるようにしています。

Galaxy Tab A 8.0 with S Pen(2019) S Penを本体右下に収納できる

 このS Pen、どうやらGalaxy Note8シリーズと同じもののようです。Galaxy Note9からはS PenにBluetoothが内蔵されてリモコンになりましたが、このペンにはBluetooth機能はありません。ペンサイズは太い方が書きやすいでしょうが、Galaxy Noteシリーズに慣れている人ならこのサイズでも十分使えるでしょう。また、ちょっとしたメモを書くのであれば、本体からサッと取り出して使えるペンはとても便利です。

Galaxy Tab A 8.0 with S Pen(2019) Galaxy Note8と同じS Penのようだ

 S Penの書き心地はGalaxy Noteシリーズとほぼ同等。Galaxy Note10にある手書き文字のテキスト変換などは、CPUスペックの関係からできません。しかし何といっても2万円台の価格で書きやすいスタイラスペンが付属してくることは大きな魅力です。子どものお絵かき用にも買える安い端末ということで、ぜひとも日本でも展開してほしいものです。

Galaxy Tab A 8.0 with S Pen(2019) ペンの書き味はGalaxy Note同様に快適だ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月29日 更新
  1. 20万円超のXperiaを「買い」に変えた3週間 ソニーが「モニタープログラム」を実施した理由 (2026年09月26日)
  2. 「SuicaでJR東海エリアをまたげない」問題、ついに解消か JR東海社長「勉強している」【訂正】 (2026年09月27日)
  3. ドコモ値上げの背景は? 副社長が語るahamoの競争力と、「楽天モバイル意識」の本音 (2026年09月25日)
  4. なぜドコモはahamoの大幅値上げを避けたのか? 段階制で安くなるケースと「アップセル戦略」の狙い (2026年09月26日)
  5. ソフトバンクとLINEヤフーが「Yahoo!スマホ買取」を始めた理由 スマホ高騰時代に目指す「中古の循環」 (2026年09月28日)
  6. ドコモが低容量プラン「ドコモ mini2」発表 6GB/12GBの2段階で月額3278円/4598円 (2026年09月25日)
  7. 高額な「iPhone Duo」を横目にどう選ぶ? Androidフォルダブルスマホをお得に買う方法【2026年9月版】 (2026年09月27日)
  8. “iPhone 18難民”の買い替え先は? 最新「iPhone 18 Pro」と型落ち「17/17e/16」から最適解を考える (2026年09月25日)
  9. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  10. iPhone Duoではなぜか「指紋認証」が復活――カメラのアンダーディスプレイ化でダイナミックアイランドはどうなる? (2026年09月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー