Googleサービスの使えないファーウェイスマホ/商用5Gサービスの一番乗りはドコモMobile Weekly Top10

» 2020年03月25日 15時30分 公開
[井上翔ITmedia]

 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2020年3月16日から2020年3月22日までの1週間について集計し、まとめました。

Mate 30 Pro 5G 3月28日から販路限定で販売される「Mate 30 Pro 5G」(一般販売は4月からの予定)。日本で初めての5G対応SIMロックフリースマホでもある(5G通信はソフトウェア更新によって対応予定)

 翌週に5G(第5世代移動通信システム)の商用サービス開始を控えていることもあってか、今回のランキングでは5Gに関する記事(特にNTTドコモの5Gに関する記事)が多くランクインしました。アクセス数の1位は、ファーウェイが3月28日から販路を限定して販売するSIMロックフリースマートフォン「Mate 30 Pro 5G」のレビューです。

 Mate 30 Pro 5Gは、日本国内で販売されるSIMロックフリー端末としては初めての5G対応機種で、ソフトウェア更新によって3キャリアの5Gネットワークに接続できるようになる予定です。「SIMフリーか、これはいい!」と思うかもしれませんが、このレビュー記事などでも言及のある通り、Mate 30 Pro 5Gには「Google Mobile Services(GMS)」がプリインストールされていないため、Googleが提供する各種アプリが利用できない他、GMSに依存するサードパーティー製アプリも利用できません。

 ファーウェイでは、GMSに代わる仕組みとして「Huawei Mobile Services(HMS)」を用意しています。アプリの配信基盤として「AppGallery」もあるため、GMSに依存していなければAppGallery経由でアプリは配信できますし、依存しているアプリでもHMSに対応する改修をした上でAppGalleryに掲載し、配信できます。

 HMSに対応してAppGalleryに載せれば大丈夫……と行きたい所ですが、ファーウェイの新しいスマホにGMSを搭載できなくなった経緯を考えると、米国企業、あるいは米国発祥のアプリがAppGalleryを介して配信されることは絶望的です。

 私のよく使うアプリを振り返った時に、その多くは米国企業、あるいは米国由来のものだったりします。AppGallery経由で配信されるアプリは増えるのかどうか――ここが、これから先のファーウェイスマホの“課題”となりそうです。

ドコモの5Gスマホ ドコモの5Gスマホ第1弾はハイエンドぞろい

 ドコモの5G関連記事は、アクセス数のトップ10のうち5つを占めました。中でも、報道関係者とドコモ担当者との質疑応答をまとめた記事が特によく読まれました。

 5Gの商用通信サービスは、3月25日(今日)からドコモが、26日からau(KDDIと沖縄セルラー電話)が、そして27日からソフトバンクが開始します。通信キャリアとしての本格商用サービスを4月から開始する楽天モバイルも、5Gの商用通信サービスを6月から始める予定です。

 当初の5Gサービスは、LTE(4G)ネットワークに依存する「NSA(ノンスタンドアロン)」構成です。5Gの真価を発揮できる、LTEネットワークから独立した「SA(スタンドアロン)」構成になるのは、少なくとも1〜2年後です。当初のエリアが“スポット”であることと合わせて、「急いで5Gスマホにしなくても良い」という意見も見受けられます。これは確かにその通りです。

 ただし、NSA構成であっても、「5Gエリアに限る」という条件付きではありますが、LTE単独のスマホより高速な通信を期待できます。とりわけ、上り(送信/アップロード)速度が重要な用途では威力を発揮します。5G圏外な場所でも、「Snapdragon 865」搭載モデルであれば、通信スピードはさておき、プロセッサのCPUやGPUがパワーアップした分、ゲームをより快適にプレイできますし、画像の処理速度も向上します。

 とりあえず、私個人としては、自分の契約状況や端末の利用期間、5Gサービス向けのプランを見極めた上で、自分の使い方に合うなら、積極的に5Gスマホに機種変更しても構わないと考えます。

 私自身は、欲しい5Gスマホの発売がしばらく先。もちろん、行動範囲の5Gエリア化の見込みも立っていません。ですが、5Gスマホを買う前提で、契約変更時のトラブルを避けるべく、現状の料金プランを変更する所から始めています……。

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