NTTドコモは3月17日、5G(第5世代移動通信システム)のサービス開始に合わせて、新端末を12(13)機種発表した。内訳は5Gスマートフォンが6(7)機種、5Gルーターが1機種、LTE(4G)スマートフォンが4機種、LTEタブレットが1機種。3月25日から順次、発売する予定だ。
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5Gスマートフォンは、サムスン電子製の「Galaxy S20 5G SC-51A」「Galaxy S20+ 5G SC-52A」「Galaxy S20+ 5G Olympic Games Editon SC-52A」、シャープ製の「AQUOS R5G SH-51A」、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia 1 II SO-51A」、LGエレクトロニクス製の「LG V60 ThinQ 5G L-51A」、富士通コネクテッドテクノロジーズ製の「arrows 5G F-51A」の6(7)機種が登場する。5Gルーターは、シャープ製の「Wi-Fi STATION SH-52A」のみとなる。
5G通信時の最高通信速度(理論値)はSub-6(3.7GHz/4.5GHz帯)対応機種が下り3.4Gbps/上り182Mbps、Sub-6とミリ波(28GHz帯)に対応する機種が下り最大4.1Gbps/上り480Mbpsとなる。ミリ波での通信サービスは2020年6月以降に開始する予定だ。
LTEスマートフォンは、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia 10 II SO-41A」、富士通コネクテッドテクノロジーズ製の「arrows Be4 F-41A」、サムスン電子製の「Galaxy A41 SC-41A」、LGエレクトロニクス製の「LG style3 L-41A」の4機種が登場する。LTEタブレットは、シャープ製の「dtab d-41A」のみとなる。
いずれもスペック的にはミドルレンジ、またはミドルハイレンジという位置づけ。「手頃な価格で、快適に使いたい」という人に向けたラインアップとなる。
5Gサービスの料金プランは、月間通信容量が100GB「5Gギガホ」、月間通信容量に応じて月額料金が変動する「5Gギガライト」と、5Gギガホや5Gギガライトなどとひも付けて利用するデータ通信用の「5Gデータプラス」の3つ。いずれも「縛り」と呼ばれる定期(2年)契約のないプランとなる。5Gギガホに関しては、当面の間はキャンペーンで国内通信容量を無制限とする。
サービスエリアについては、初期段階では建物や施設単位の「スポット展開」が中心で、Sub-6帯から開始する。ミリ波を使うエリアについては、6月から展開する予定となっている。
詳細は、別記事を参照してほしい。
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