NTTドコモは、サムスン電子製の5Gスマートフォン「Galaxy S20 5G SC-51A」を3月25日に、「Galaxy S20+ 5G SC-52A」を5月下旬以降に、「Galaxy S20+ 5G Olympic Games Editon SC-52A」を6月以降にそれぞれ発売する。
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3機種は、2月11日(米国太平洋時間)にグローバル発表された「Galaxy S20」「Galaxy S20+」のドコモ向けモデル。日本向けのカスタマイズとして「おサイフケータイ」に対応している。3機種ともにSub-6(3.7GHz/4.5GHz帯)での5G通信に対応し、SC-52Aについてはミリ波(28GHz帯)の5G通信にも対応する。
プロセッサは、Qualcommの5Gモデムを統合した「Snapdragon 865」で、メインメモリは12GB、内蔵ストレージは128GBを備えている。最大1TBのmicroSDXCメモリーカードを搭載することも可能だ。OSはAndroid 10をプリインストールする。
ディスプレイはQHD+(1200×3200ピクセル)のInfinity-O Display(有機EL)で、サイズはSC-51Aが6.2型、SC-52Aが6.7型となる。リフレッシュレート(画面の更新頻度)は、初期設定ではは60Hz(毎秒60回)だが、よりなめらかは表示を求める場合には設定を変えることで120Hz(毎秒120回)にすることもできる。ディスプレイの上部中央のインカメラ付近には、パンチホール(穴)がある。画面内部には超音波式指紋センサーも内蔵している。
バッテリーの容量はSC-51Aが4000mAh、SC-52Aが4500mAhで、ユーザーによる交換には対応しない。外部接続端子はUSB Type-Cだ。
アウトカメラは、SC-51Aが1200万画素(広角)、6400万画素(望遠)、1200万画素(超広角)のトリプル構成、SC-52Aが1200万画素(広角)、6400万画素(望遠)、1200万画素(超広角)、ToF(深度測位)のクアッド構成となっている。望遠カメラは広角カメラ基準で「3倍ズーム」だが、これにデジタルズームを組み合わせて最大「30倍ズーム」とすることもできる。8K(7680×4320ピクセル)動画の撮影も可能だ。
インカメラは3機種共に1000万画素のシングル構成となっている。
ボディーサイズはSC-51Aが約69(幅)×152(高さ)×7.9(最薄部の厚さ)mm、SC-52A(通常版)が約74(幅)×162(高さ)×7.8(最薄部の厚さ)mm。重量はSC-51Aが約163g、SC-52A(通常版)が約186gとなっている。IP68等級の防水・防塵(じん)性能も備えている。
ボディーカラーはSC-51AがCosmic Gray、Cloud White、Cluod Blueの3つ、SC-52AがCosmic GrayとMatte Gold(Olympic Games Edition)となる。
Galaxy S20+ 5G Olympic Games Editonは「東京2020オリンピック」記念モデルで、SC-52Aのバリエーションモデルとして発売される。専用カラーと東京2020オリンピックロゴがあしらわれる他、オリジナルコンテンツもプリインストールされる予定だ。
なお、今回のOlympic Games Editonは販路や数量を限定せずに販売される予定となっている。
SC-51Aの発売を記念して、サムスン電子ジャパンはワイヤレスイヤフォン「Galaxy Buds+」がもれなくもらえるキャンペーンを開催する。
発売日前日(3月24日)までにSC-51Aの購入予約をした上で、4月5日までに購入することが条件で、SC-51Aにプリインストールされた「Galaxy Members」アプリから4月12日までに応募する必要がある。
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