楽天モバイル正式サービス開始直前 「楽天Linkの使い勝手」と「エリアの広がり」を検証した楽天MNO本音レポート(6)(2/2 ページ)

» 2020年04月06日 11時58分 公開
[村元正剛ITmedia]
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楽天の自社回線エリアは、どこまで広がったのか?

 2019年10月に東京23区、大阪市、名古屋市、神戸市の一部など、限定的なエリアでサービスを開始しましたが、12月頃から徐々につながる場所が増えているように感じていました。基地局の設置は順調に進んでいるようで、4月現在の楽天回線エリアは、神奈川県、埼玉県、千葉県へと拡大中で、名古屋市と大阪市の近隣でもエリア拡張が進められているようです。

楽天モバイル 楽天MNOのサービスエリアは、Webサイトで確認できる

 そこで、3月27日(金曜)に、サービス開始当初に楽天回線につながらなかった場所に行って、つながる回線や通信速度を調べてみました。

 まずは、東急田園都市線の溝の口駅(神奈川県川崎市)で降りてみました。2019年10月に訪れた際は、まだ楽天の自社回線にはつながらず、au回線につながる「パートナーエリア」だったのですが、現在は、楽天回線につながるようになっていました。通信速度も下りと上りともに50Mbpsを超え、快適に利用できました。

楽天モバイル 溝の口駅周辺では、楽天の自社回線につながった
楽天モバイル 東急田園都市線溝の口駅の改札を出たあたりでは、下り56Mbpsを記録した

 続いて、東京メトロ副都心線に乗って、和光市駅(埼玉県和光市)へ。ここは、前回は楽天回線につながらないだけでなく、au回線への接続も不安定だった場所です。エリアマップを見ると、既に「楽天回線エリア」として着色されていました。地下鉄ではau回線で、地上に上がると楽天回線に切り替わったのですが、和光市駅に着くと、アンテナピクトが少なくなり、改札を出ると圏外になってしまいました。

 もしかして、端末のトラブル? と思い、再起動してみましたが、やっぱりつながらず……。後で確認したところ、その日は通信障害なども発生していなかったようです。現時点では、和光市駅周辺は、楽天回線にもau回線にもつながらない「圏外」。和光市に住んでいる方、通勤・通学される方は要注意ですね。楽天さん、早い改善をお願いしますね!

楽天モバイル 東京メトロの和光市駅周辺では、楽天回線にもau回線にもつながらずに「ネットワークカバレッジなし」と表示された。以前は、駅のホームや北口の一部では、ギリギリauの電波をつかめたと記憶しているのだが……

 サービス開始当初は、東京23区内でも「圏外」になることがありました。例えば、谷中の「夕やけだんだん」(東京都台東区)と呼ばれる坂道があるエリア。人気の観光地で、しかも比較的見通しがいい場所なのに、ここでつながらないのは残念! と思っていたのですが、現在は楽天回線にバリサン(実際にはピクト4本)でつながりました。通信速度も下り90Mbpsに近いスピードを記録しました。

楽天モバイル 2019年10月に訪れた際には、電波受信が不安定だった谷中。今回は下り90Mbps、上り55Mbpという快適な通信速度を記録した

 なお、3月21〜22日に大阪に行く機会があったので、大阪でも接続先と通信速度を確認してみました。大阪では、まだ大阪市の周辺にはさほど広がっていないようで、大阪伊丹空港(兵庫県伊丹市)ではau回線につながり、そこからバスで大阪市内に向かいましたが、大阪市内に入ってから楽天回線に切り替わりました。

楽天モバイル 大阪伊丹空港では楽天回線にはつながらず、au回線につながった。4月以降は、2GBを超えると追加料金が必要になるエリアだ

 大阪では、主に難波エリアにいましたが、楽天回線で十分な速度が出て、商業ビルの地下でも楽天回線につながるところがありました。

楽天モバイル 難波の高島屋前では、上下ともに50Mbpsを超えるスピードを記録。この近くの商業ビル内でも楽天回線につながった

 東京に住み、東京で働き、年に数回、大阪に帰省する筆者にとっては、正式サービスが始まっても「楽天回線エリア 完全データ使い放題」の恩恵を受けられそうです。間もなく無料サポーターではなくなりますが、引き続き、楽天MNOを使い続けます。新たな発見がありましたら、また報告させてくださいね。

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