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» 2020年04月08日 15時15分 公開

楽天モバイルの小型基地局「Rakuten Casa」始動 九州の一部を除く全国で受け付け開始

楽天モバイルが、キャリアサービス向けの小型LTE基地局の設置申し込みを受け付け始めた。開始時点では「楽天ひかり」の契約が必要で、九州地方の一部を除く全国で利用できる。

[井上翔,ITmedia]

 楽天モバイルは4月8日から、Wi-Fi(無線LAN)ルーター機能付きの小型LTE基地局「Rakuten Casa(らくてんカーサ)」の販売を開始した。本体代金は0円(無料)で、事務手数料として3000円(税込み)が別途必要となる。ただし、設置確認後に3000円分の「楽天ポイント」で還元されるため、実質0円で設置できる。

Rakuten Casa Rakuten Casa(ホワイト)

 自宅周辺に楽天モバイルの屋外基地局がなくても、Rakuten Casaを設置することで、設置場所の周辺に楽天モバイルのキャリア(MNO)サービスのLTE(4G)エリアを構築できる。このLTEエリアは、設置者以外のキャリアサービスの契約者も利用可能だ。

 先述の通り、Rakuten CasaはWi-Fiルーターの機能も備えており、Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)の利用時は最大867Mbps(理論値)で通信可能だ。より高速かつ安定した通信が必要な場合、あるいはプライベートな通信はWi-Fiを利用するといった使い分けもできる。

Casaでエリア化 Rakuten Casaを利用することで、楽天モバイルのキャリアサービスのエリアを局所的に構築できる

 Rakuten Casaの設置には、楽天モバイルが指定するブロードバンド回線が必要となる。開始当初は、同社の光インターネットサービス「楽天ひかり」にのみ対応する。楽天ひかりはNTT東日本とNTT西日本が提供する「フレッツ 光ネクスト」のエリア内で利用可能で、同サービスからの「転用」も可能だ。

 なお記事執筆時現在、以下に示す九州地方の市町ではRakuten Casaの提供が「調整中」となっており、申し込めない。

  • 宮崎県:西都市、高鍋町、新富町、宮崎市
  • 長崎県:五島市、新上五島町、西海市
  • 鹿児島県:阿久根市、薩摩川内市、いちき串木野市
全国 基本的に「楽天ひかり」(フレッツ 光ネクスト)が利用できる市区町村であればどこでも対応できるが、九州地方の一部市町は「調整中」で未提供となる
ブラック Rakuten Casaにはブラックもある

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