NTTドコモの社内研究所「モバイル社会研究所」は5月13日、スマートフォン利用者のWi-Fi(無線LAN)利用に関する調査の結果を発表した。調査は1月に全国の15〜79歳の男女を対象に実施。有効回答数は6925件だった。
1カ月以内に「スマホを利用する時にWi-Fiを利用する場所」を複数回答で聞いた所、「自宅」が90.1%と他の場所に比べて圧倒的に高い結果となった。次いで「宿泊施設」が約5割、「職場・学校」が約4割、「公共施設」が約3割と続いた。利用箇所数を性別で見ると、男性は平均3.9カ所、女性は平均3.6カ所となった。
「Wi-Fiの利用場所」を性年代別で見ると、どの性年代でも「自宅」が他の場所よりも圧倒的に高い。若年層ほど自宅以外でのWi-Fi利用率が高くなり、「コンビニ」は10代男性で38.9%、10代女性で31.2%となっている。10代と20代の男女は、「ファストフード店」「カフェ」「飲食店」での利用率が高く、60代と70代の男女も、あらゆる場所でWi-Fiを利用していることが分かった。
一方、どの世代の男女も「宿泊施設」では3〜5割がWi-Fiを利用している。「職場・学校」では、どの世代も男性は3〜4割、女性も2〜4割がWi-Fiを利用している。
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