NTTドコモの企業内研究所「モバイル社会研究所」は1月31日、全国のスマートフォン利用者を対象としたセキュリティ対策に関する調査の結果を発表した。有効回答数は6926となる。
最初にスマホの利用年数ごとに「スマホから個人情報が漏れる、悪用されるなどへの対策」を聞いた所、7年以上前から使っている人は「何かしらの対策を行っている」と答える割合が多い傾向にあった。特に、利用年数が長くなるほど増加傾向にあったのは「画面ロック」「最新のOSにアップデートする」だった。
SNS(LINE/Twitter/Facebook/Instagram)利用者に、いずれかのSNSを「毎日利用している」「毎日ではないが利用」「利用なし」の3タイプで集計をした所、いずれの年代でもSNSの利用頻度が高くなるほどセキュリティ対策を実施している傾向がみられた。
SNSを利用していない人と、毎日SNSを利用している人との差が大きかった対策は、「画面ロック」と「最新のOSにアップデートする」だった。SNSを頻繁に利用するにつれて他人に操作されないためのセキュリティ意識が高まること、古いOSでSNSのアプリが不安定になることなどが背景として考えられる。
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