ソフトバンクとウィルコム沖縄は5月15日から、2020年2月末日以降が支払い期限となるサービス利用料金の支払い期限を延長する措置について、一部でWebを使った申請を受け付け始めた。また、ソフトバンクは同日から、「ソフトバンクショップ」と「Y!mobileショップ」における時短営業および受け付け業務の限定措置について、対象地域を見直す。
ソフトバンクとウィルコム沖縄では3月19日から、新型コロナウイルスの影響を受けたユーザーの支援措置として、2020年2月末日以降が支払い期限となる各種サービス料金の支払い期限を延長する措置を実施している。
従来、支払い期限の延長を希望するユーザーは、サービスごとに設けられた電話窓口への問い合わせが必要だったが、「ソフトバンクの移動通信(携帯電話)サービス」と個人向けの「Y!mobileの通信サービス」について、Webでの手続きを受け付け始めた。
Web手続きの対象となる移動通信サービスにおいて「おうち割」または「でんわまとめて割」を契約している場合は、ブロードバンドサービス(※)、「おうちのでんわ」や「ソフトバンクでんき」もWeb手続きの対象となる。
その他の手続きについては、引き続き電話窓口への申し出が必要となる。
(※)「SoftBank 光」「SoftBank Air」「Yahoo! BB」「SoftBank ブロードバンド サービス」など
ソフトバンクは、同社が代理店に委託して運営、あるいは直営しているソフトバンクショップとY!mobileショップについて、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、閉店時間を原則として午後4時とする時短営業措置と、受け付け業務を縮小する措置を実施してきた。
5月15日、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が39県で解除された。このことに伴い、39県に所在するソフトバンクショップとY!mobileショップについては順次、時短営業と業務縮小を終了し、通常営業に戻す。具体的な営業時間は、ソフトバンクショップやY!mobileショップのWebサイトで確認できる。
なお、緊急事態宣言が継続している北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県に所在する店舗では、時短営業と業務縮小が継続される。
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