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マイナポイントでどの決済サービスを選べばいい? 主要サービスの特典まとめ(1/4 ページ)

» 2020年07月25日 10時33分 公開
[小山安博ITmedia]

 9月からスタートするマイナポイント事業。キャッシュレス決済で25%分の還元が得られるという国の施策で、マイナンバーカードの取得や登録作業といった手間はかかるが、対応する店舗であれば規模の大小を問わず還元が得られるというメリットがある。

 これまで、マイナンバーカードの取得方法とマイナポイント事業への登録方法を説明してきたが、最後の難関が「キャッシュレス決済サービスの選択」といえる。マイナポイントでは、あらかじめ選択したキャッシュレス決済サービス1つに対して、その決済を使った場合に還元が得られるので、まずはその選択が必要となる。

 マイナポイントの登録に対してキャンペーンを実施しているサービスも多いため、ここでは各社のキャンペーンを紹介したい。

マイナポイント 9月にスタートするマイナポイント事業

100以上の決済サービスが参加するマイナポイント

 マイナポイント事業は、2万円の購入に対して25%(最大5000円)を還元する、消費喚起策だ。国の補助によるものなので、決済事業者、店舗、利用客のいずれも負担せず、利用者にとっては最大5000円分がお得になるというもの。

 対象となるのはキャッシュレス決済での利用。これは、商品を購入した際の支払いに加えて、コード決済や電子マネーへのチャージも含まれる。例えばクレジットカードで2万円の商品を購入したときに5000円分のポイントが付与される。コード決済に2万円をチャージした場合、自動的に2万5000円分のチャージとなるというわけだ。

 一度に2万5000円分の商品を購入する場合、コード決済だと2万円でカバーできるが、クレジットカードの場合は後日2万5000円の支払いとなり、5000円分のポイントが付与される。その後、5000ポイントを使って何らかの支払いを行えるので、実質的には同等といえるが、ややお得感が薄れる。

 さらに、決済自体は通常の支払いとなるので、各決済サービスの標準のポイントが付与される。例えば指定のコード決済にチャージするとポイントがたまるクレジットカードの場合、コード決済をマイナポイントに指定し、クレジットカードで2万円チャージすると、その分のポイントがたまり、さらに2万5000円がチャージされ、その2万5000円分を支払うと、コード決済側のポイントがたまる、という2重取りができる。サービスのチョイスにはこうしたポイントも考慮に入れたいところだ。

 対象となる決済サービスは、マイナポイント事業の公式サイトで検索できる。電子マネー、プリペイドカード、クレジットカード、デビットカードに分類されており、111サービスが掲載されている(7月25日時点)。

マイナポイント 決済サービスの検索サイトでは、各サービスが一覧表示されている

 例えば電子マネーでは、Suicaをはじめとした交通系に、nanaco、WAON、楽天Edyという主要電子マネーが対応。ライフやトライアルといった流通系の独自電子マネーも対象となっている。

 プリペイドカードはゆうちょ銀行のmijica、コープみらいのほぺたんカード、チェーンごとの独自カードに加え、Kyashもプリペイドカードとして登録されている。コード決済は、PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ、LINE Pay、メルペイ、FamiPay、ゆうちょPay、J-Coin Payといった主要どころはカバーされている。

 クレジットカードは、三井住友カード、オリコカード、エポスカード、イオンカード、楽天カード、dカード、au PAYカードなどが参加。ただし、主要なところではJCB自身はマイナポイント事業への参画を取りやめており、JCB自体が発行するカードは登録できない。ただ、イオンカードのようにJCBブランドカードを発行するイシュアが参加している場合、そのカードはマイナポイントに登録可能だ。

 大手イシュアでは他に三菱UFJニコス、クレディセゾンがそれぞれ参加していないのも厳しいところだ。他に、地銀が発行するクレジットカードでも対応しているカードがあるので、そうしたカードを所有している場合は確認するといいだろう。

 デビットカードは参加が少なく、現時点では三井住友銀行、三井住友カード、イオン銀行、ジャパンネット銀行に限られる。

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