NTTドコモは2021年4月1日から、他社へのMNP転出時にかかる「携帯電話番号ポータビリティ手数料」を廃止し、無料とする。My docomo(Web)に加えて、ドコモショップ(店頭)やドコモインフォメーションセンター(電話)での窓口についても同様の措置を取る。
同社では現在、携帯電話番号ポータビリティ手数料を3000円(現行プラン契約者)または2000円(旧プラン契約者)に設定している。これらの手数料の廃止は、2021年4月1日以降に「MNP転出番号」を取得した場合に適用されるため、2021年3月31日までに取得した上で転出した場合は、先述の手数料が掛かるので注意しよう。
なお、ドコモの既存ユーザーがahamoにプラン変更する場合、サービス開始当初(2021年3月から5月まで)はMNP手続きが必要となる予定だったが、サービス開始時から簡易な手続き(プラン変更)で移行できるようになった。プラン変更に伴う手数料は無料だ。
ドコモの「ahamo」はどれだけ安い? 他社サブブランド、楽天モバイル、MVNOと比較
楽天モバイルが契約事務手数料とMNP転出手数料を撤廃 「eKYC」による本人確認による契約も可能に
auからUQ mobileへの各種手数料も撤廃 2021年2月以降
ソフトバンク、Y!mobileへの乗り換え手数料を撤廃 2021年春から
消費者庁が携帯料金プランで注意喚起 適切なプラン・事業者の選択を呼びかけCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.