超広角、広角、深度測位カメラときたら残りはマクロカメラ。
まずは普通に猫を撮る。うちの猫である。グググっと近寄ったらここまで寄れた。ちゃんと「ペット」と認識しているし色もいい感じ。うちの猫はこういうキジトラだ。
ではもっとグググっと寄ってみようということでマクロモード。「その他」の中に隠れている。
マクロモードにするとマクロカメラに切り替わり、グググっとここまで近づける。
画素数は1600×1200ピクセルの200万画素なのがちょっと残念だが、ここまでアップで撮れるのだ。でも、色がちょっとくすんでいる。近寄りすぎてホワイトバランスがうまく合わなかったようだ。
料理も撮ってみよう。まず普通に料理を撮る。ちゃんと料理と認識しておいしそうに撮れてくれた。いい感じのサーモンである。
ではマクロ機能で近寄ってみると、色が全然違う。
いろいろ試してみると、どうもマクロカメラに限らず近づきすぎるとホワイトバランスがずれやすい傾向にあるようだ。ホワイトバランスを判断する材料が減るからだろう。
一応名誉のため、いつもずれるわけではありません、というカットも。
まあマクロカメラは画素数が200万画素と少ないこともあり、写真を撮るというよりは、めいっぱい近づいてディテールを観察したい用と思っていいかも。
その他もちょろっと。夜景モードは「スーパーナイトモード」という名前で用意されている。通常の写真モードに比べて暗部がちょっと持ち上がってより明るい夜景を撮れる感じだ。
動画は最高で4Kの60fpsまでいけるが、60fpsだと手ブレ補正が効かなくなる。そこで4Kの30fpsで撮ってみた。歩く七面鳥。
ちょっと発色は地味だが、手ブレ補正も効いてキレイに撮れている。
四連のアウトカメラはちょっとツメが甘いところはあるけど、ミドルクラスの端末としては十分にイケるデキ。
ディスプレイの裏に隠れたインカメラは自撮りの頻度が高くないなら、ノッチがなくて画面を広く使えるって意味ですごくいい。今後、このインカメラをディスプレイの裏に隠しちゃうスタイルが増えてくるのか、ちょっと気になるところだ。
(モデル:長谷川実沙)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.