楽天モバイルから登場した「Rakuten BIG」……シンプルというかなんというかすごい名前なんだけど、何しろいきなり「ビッグ」だからね。
iPhone X世代のデザインにちょっと似ているけど、カメラが大2つ小2つついているミドルクラスの端末。開発元はZTEだ。
ミドルクラスらしい機能豊富な端末なのだけど、カメラ的に一番の注目はやっぱインカメラ。
ちょっとその話から行きたい。
まずはこの写真。
撮った写真をフォトアプリで表示しているだけなんだけど、ディスプレイが上部ギリギリまで広がっているのにインカメラのノッチがない。
インカメラ内蔵ディスプレイなのだ。これ、撮る瞬間にどこを見ればいいか悩むよね。
一体どこに隠れているのか見てみよう。
画面が暗いと肉眼だとまず分からない。明るいものを表示するとなんとなく分かる。カメラでちょっと斜めから撮るとしっかりと記録される。
ここである。
背景を真っ白にしてググッと寄って撮ったのがこちら。
カメラの部分だけ「ドットの目が粗い」。その隙間から撮っているのかと思う。画面の上の端ってあまり目立たないし、この位置に重要な情報が表示されることは少ないから、いいアイデアだ。
この奥に隠されているインカメラは約3200万画素とかなりの高画素。目立たないのはいいけど、カメラの外側にディスプレイがかぶっている状態が画質に悪影響を与えないわけがないのであり、3200万画素を4画素混合して800万画素の写真としちゃってもよかったんじゃないかな。その方が結果として画質を上げられたんじゃないかなと思う。荒天だったため明るい場所で撮影することができず、画質的には不利だったのは確かなのだけど。
インカメラを使った背景をボカすポートレート機能も搭載。ただ精度は微妙で、ほんのちょっとしたことで服がボケたりちゃんとボケなかったりしたのが面白かったのでさらします。
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