京セラは、数量限定で提供していた法人向け5G対応デバイス「K5G-C-100A」を5月から本格販売する。工場や製造現場、セキュリティ、エネルギー・インフラなどの現場での利用を想定している。
本製品はUSB Type-C、Wi-Fi(Wi-Fi6対応)、Bluetooth 5.1などで有線・無線接続でき、変換アダプターを利用すればHDMIやRS232C、有線LANポートとも接続可能。NSA(ノンスタンドアローン)とSA(スタンドアローン)双方に対応し、エッジコンピューティングを可能とするCPUを搭載し。デバイス単体でデータ処理やフィードバックが行えるため、クラウドへの負荷を低減できるとしている。
高負荷環境下でも安定して通信できるよう、排熱構造と冷却ファンを採用。高精度な位置測位ができるよう、5つの位置測位システムとA-GPSにも対応させた。
サイズは約78(幅)×159(高さ)×27(奥行き)mm、重量は約326g。ディスプレイは2.6型、メモリは8GB、ストレージは128GBで、6000mAhのリチウムイオン電池を備える。Wi-Fi同時接続数は20デバイス。
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