IIJが、4月8日に法人向けフルMVNOサービス「IIJモバイルサービス/タイプI」でeSIMを提供開始する。
タイプIは、NTTドコモのフルMVNOとして、加入者管理機能(HLR/HSS)を自社で保有・運用することで、ユーザーの用途に応じた柔軟なサービスを提供するモバイルサービス。これまでは物理的なSIMカードを利用してきたがeSIMにも対応し、eSIMと物理SIMを組み合わせたパケットシェアや閉域接続での利用も可能となる。
プランは1回線ごとにデータ通信量を設定する「定額プラン」と、契約全体のデータ通信量を複数回線でシェアする「パケットシェア」を用意。定額プランは10GB、15GB、20GB、30GB、50GBから選択でき、パケットシェアは「パケットパック」のデータ通信量の使い切り後の通信を3パターンから選べる。
eSIMはSIMカードの配送を待たず、専用サイトのQRコードをスマートフォンなどカメラで読み込めば加入者情報(プロファイル)をダウンロード可能。ユーザーは短納期かつ容易にデータ通信を利用開始でき、物理SIMに比べて社内の在庫管理や配布、破損や盗難・紛失といった運用負荷を軽減できる。
IIJmioの新料金プラン「ギガプラン」発表 月額780円/2GBから、eSIMや5Gにも対応
IIJ、ビックカメラとヨドバシカメラ店頭で1GB/月額480円〜の従量制プランを発売
IIJ、KDDI回線で法人向け5Gサービスを提供 10月30日から
IIJ、フルMVNOの個人向けIoTサービスを提供 法人向けタイプIとの違いは?
IIJの法人向けフルMVNOサービス、国際ローミングが可能にCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.