まずは1人で、通信量20GB前後のプランを契約する場合から見ていこう。
通信量20GB前後の場合、月額料金と通信量だけを見るとLINEMOが圧倒的に安い。特に、LINEビデオ通話を毎日利用している人だとLINEMOで決めてしまってもいいだろう。
だが、Y!mobileには家族割引があり、離れた家族のY!mobileと家族割引のグループを組んで2回線目以降として登録すると、2台目以降、月額1188円が割り引かれる。この金額だとLINEMOとの差はほぼなくなるので、3種類のプランを選べる自由さや、Y!mobileのサポートやYahoo!JAPANのサービスを重視するならY!mobileを選んでもよいだろう。
ソフトバンクの「メリハリ無制限」は、外出時にスマホでネット動画を大量に見る人にはベストだ。だが、テザリング通信量が30GBに制限されており、テレワークやプライベートでPCとのテザリングを多く利用する人には向いていない。ビデオ会議や動画視聴、大容量ファイルの送受信が多い人だと30GBでは足りなくなりがちだからだ。
自宅でPCでのテレワークや映画視聴、ゲーム機やデジタル家電を利用する人は、Y!mobileやLINEMOに光回線を加えた方が、ソフトバンクのメリハリ無制限だけを契約するよりは、価格でも通信量無制限や通信速度の面でも満足できるだろう。
Y!mobileは、月額4730円〜の「SoftBank 光(2年契約、オプション込み)」とセットで契約すると、「おうち割 光セット(A)」によりY!mobileの基本料金が1回線目から月額1188円安くなる。シンプルMと光回線の組み合わせを月額6820円からの料金で使えるのは魅力的だ。
LINEのサービス重視なら、LINEMOと各社の光回線の組み合わせでもいい。LINEMOはSoftBank光での割引がないので、より安価な光回線があればそちらでもいい。
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