第2世代の「Google Nest Hub」が5月5日に発売 Soliレーダーで睡眠トラッキングもOK 税込み1.1万円

» 2021年04月22日 10時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 Googleは5月5日、スマートディスプレイ「Google Nest Hub」の第2世代製品を発売する。Google Store(Web直販)での税込み販売価格は1万1000円で、ボディーカラーはChalk(チョーク)とCharcoal(チャコール)を用意する。

Google Nest Hub(第2世代) Google Nest Hub(第2世代)が国内でも販売決定

Google Nest Hub(第2世代)の概要

 新しいGoogle Nest Hubは、初代のサイズ感を維持しつつ、ハードウェアの改良や新機能を追加したことが特徴だ。

 ディスプレイは10.1型の液晶(1024×600ピクセル)と変わりない。画面と縁の切れ目のない「エッジレスデザイン」なので、掃除も簡単だという。

 音楽や動画を楽しむユーザーが多いというフィードバックを受けて、スピーカーの低音は初代比で50%強くなっている。ドライバーのサイズは43.5mmだ。マイクは2基から3基に増強され、特に環境音の多い環境での音声認識精度が向上しているという。

 本体のセンサー類は、光センサー(アンビエントイコライザー対応)に加えて、温度センサーとSoliセンサーを新たに搭載した。カメラは搭載していないが、Soliセンサーを使うことで「Motion Sense」(ジェスチャー操作)を利用できる。

 さらに、Googleも参加しているThread Groupが提唱する家庭内無線通信規格「Thread Radio」にも対応しており、将来的にはProject Connected Home over IPをサポートできる設計となっている。

スピーカーとMotion Sense スピーカーは低音再生能力を向上し、Soliセンサーを使ったMotion Senseにも対応する
Thread Radio マイクを3基構成とすることで音声認識の精度を向上。Thread Radioも搭載することで、将来に渡って「ホームIoTデバイスのハブ」として利用できる

睡眠トラッキング機能を搭載

 Google Nestシリーズのデバイスは、寝室に置かれるケースも多いという。そこで、第2世代のNest Hubでは、寝室で使うと便利な機能を複数搭載している。特に力を入れているのが、Soliセンサーを活用した睡眠トラッキング機能だ。

 最近は睡眠トラッキング機能を実装するスマートバンドやスマートウォッチが増えている。しかし、腕に時計を付けないとトラッキングできないことを始めとして、継続した睡眠トラッキングに向けたハードルは意外と高い。

 そこでGoogleは、基本的には“常置”されるNest Hubを使って睡眠トラッキングを取る手法を考案した。Soliセンサーを使って計測対象者の位置を検出し、睡眠中の寝息やいびきと音声、気温や部屋の明るさを記録し、睡眠の質を判定する。各種センサーのデータはNest Hubの本体内で処理し、処理された「睡眠データ」だけがGoogleに送信されるという。

 実装に当たっては、数千人のモニターを対象に10万回を超える睡眠データを取得し、市販/臨床レベルの睡眠トラッカーと同等かそれを上回るパフォーマンスを発揮できたという。

睡眠トラッキング Soliセンサーを活用して、非接触で睡眠トラッキングを行える
開発 開発に当たっては数千人のモニターを対象に10万回を超える睡眠データを取得して検証を行った
送信データ 取得したデータはNest Hub上で処理した上で必要なデータのみをGoogleに送信するようになっている

 トラッキングの結果は、Nest Hub上で確認できる他、「Google Fit」をインストールしたスマートフォンからも確認できる。トラッキングデータが充実してくると、Nest Hub側から理想的な睡眠ルーティンの提案も行うという。将来的にはFitbit製のスマートバンドとの連携も検討しているそうだ。

 新しいNest Hubの購入者は、この睡眠トラッキング機能を「プレビュー版」として2022年まで無料で使える。その間に、有料化も含めてサービスのあり方を検討していくという。

結果を見るよ 起床後にNest Hubに話しかけると、トラッキングの結果の概要を説明してもらえる
概要 「睡眠の長さ」「スケジュール(入眠/起床時間の一貫性チェック)」「睡眠の室」をチェックする画面
呼吸状況 咳(せき)や呼吸のカウントも取れるようになっている
Google Fit トラッキング結果はGoogle Fitでも確認できる

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