ライカが用意したオリジナルの壁紙も豊富に内蔵しており、深みのあるモノクロ写真や背景が絶妙にぼけた写真など、ライカ品質の写真を楽しめる。オリジナルのウィジェット「LFI.Widget」では、ライカのカメラで撮影した写真をキュレーションする「LFI ギャラリー」の写真を表示する。ロック画面に表示されるデジタル時計にも独自のフォントを用いている。細かいところでは、起動画面にもライカのロゴが表示される。
ソフトウェアは標準のAndroidがベースになっており、過度なカスタマイズは施しておらず、プリインストールアプリも最小限にとどまっている。一方、シャープ製ということで同社独自の機能は用意している。スマートフォンAQUOSの「AQUOS便利機能」は「便利機能」という名称に変更されており、「リッチカラーテクノロジーモバイル」「なめらかハイスピード設定」「スクロールオート」といった設定を利用できる。
直近では「AQUOS sense5G」にも付属しているが、他の端末からデータをコピーする際に使用するクイックスイッチアダプターも付属する。
Snapdragon 888、12GBメモリ、5000mAhバッテリーはAQUOS R6と同じだが、ストレージはAQUOS R6の128GBより2倍大きい256GBを内蔵している。
Leicaのロゴマークがあったアルミニウムのレンズキャップや、シリコン製のケースが付属するのもLeitz Phone 1ならではの特徴だ。レンズキャップはマグネット式となっており、レンズにはめ込むとスムーズにフィットする。
このようにLeitz Phone 1は、カメラを使っていないときでも、壁紙や専用ウィジェット、本体デザインやアクセサリーなどで「ライカのデバイス」「ライカ品質の写真」を楽しめる。18万7920円(税込み、以下同)という価格は11万5632円(ドコモ)、13万3920円(ソフトバンク)のAQUOS R6よりも高く、ユーザーを選ぶが、ライカのカメラと考えれば安いともいえる。ライカストアやソフトバンクショップで実機が展示されるので、ぜひ手に取って試してみてほしい。
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